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レビュー「Rewrite」

皆様おはようございます。けんのすけです。


美波です!

こんな時間ですが、ツイッターで予告の通り商業ゲームレビューを。
おなじみのブランド「Key」からこの作品をご紹介。

「Rewrite」
ブランド:Key


↑画像クリックで作品HPへ

予想通り長編で、完遂にかなり時間がかかってしまいました。


ようやくって感じですよね。

はい。そして長編であると同時に少々難しめのお話なので、
その点でも考えながら読まなくてはいけないのがクリアが遅れた原因かなと。
このあたりは後ほど触れましょう。

軽くあらすじ。
・・・は、ウィキペディアのあらすじを引用しましょうか。ネタバレもなく簡潔。

文明と自然の調和を図る都市・風祭。この街にある風祭学院高校に主人公・天王寺瑚太朗は通っている。秋の収穫祭が近づくにつれ、瑚太朗の周囲では非日常的な出来事が頻発するようになる。オカルト研究会の会長である千里朱音に原因不明の出来事を相談したところ、瑚太朗は無理やりにオカルト研究会に入らされてしまう。研究会員になった瑚太朗は、知り合いを巻き込んで謎の調査へ乗り出していく。


横着を・・・;
登場人物としては、ルートのあるメインヒロインが、幼馴染の神戸小鳥に、転校生の鳳ちはや、
クラスメイトで委員長の此花ルチア、後輩の風紀委員の中津静流、
そしてオカ研会長の千里朱音の5名ですね。
その他にもクラスメイトの悪友・吉野晴彦をはじめとして、ものすごい数の人物が登場していましたね。


はい。主要なキャラクターは絞られますが、そうでもないキャラを含めると100名程。
さすが壮大なストーリーであるだけのことはあると思います。


そのストーリーについて触れていきますか?

そうですね。まず、この作品はKey作品なんですが、
シナリオライターの違いのせいか、ちょっとこれまでのKeyとは一線を画します。
Keyっぽさを感じたのはちはやルートくらい。小鳥ルートも入りますか。
それ以外のヒロインルートはともかく、トゥルーではKeyっぽさがほとんどないのではないかと。


具体的には・・・?;

うーん、一言で言うと泣きゲー要素が少なめ。
そして、心情ではなく、出来事や世界観の設定などが話の流れの大枠を占めているんです。

もちろん以前のKey作品も、たとえば「CLANNAD」や「リトバス」なんかは
重要なところでびっくりするような設定があったりしたんですけど、
それが物語の本流ということはありません。
あくまでキャラ同士の心の機微、あるいは「家族」「友情」といった、
感情の部分が要の作品でした。

一方このリライトは、これくらいはネタバレでもないと思うので言ってしまいますが、
主に「環境問題」がテーマに据えられています。
確かにそれを深く掘り下げて、本格的で壮大なストーリーに仕上げているのは見事の一言です。
しかし、その分テーマの大きさに振り回されて、キャラの心情描写はやや乏しかったかなと。
「ご想像にお任せします」という意図かもしれませんが、ちょっと個人的には残念に感じました。


なんていうんでしょう、現実離れした設定が多く感じられたのはわたしも同意ですね。
そういうのの理解に読み手の労力が割かれてしまって、
落ち着いてキャラの心情に触れることができなかったというのはあると思います。


そうなんですよね。読むのに時間がかかったというのはそういう面が大きい。
もちろんその設定は良く作りこまれていて、それ自体は評価できるんです。
それだけに、感情面の描写不足が目立って、しっくり来なくなってしまいます。


なんか批判ばかりになってしまったのでキャラや個別ルートについて。
お気に入りキャラはちはや。このルートはKeyっぽさを感じられて安心してプレイできました。
ネタバレあるので詳しく書けませんが、ちはやの人柄、恋愛の絡ませ方、そしてラストのまとめ方。
そのバランスが良かったように思います。
ちはやは他のルートでもナイスな役割を演じていて、その点でも断トツに好きです。

独特に感じたのはルチアルート。やはりライターが違うからでしょう。


まるで別の作品を読んでいるかのような感じがしましたね;

そういえばトゥルールートも独特ではなかったですか?


あー、そうですね。確かに、個別ルートの内容を上手に繋げているというのは良かったです。
でも、なんていうんでしょう。概念的なことが多く、現実離れという単語が常について回ります。
どうしてもなじみにくいでしょうかね。


きりがないのでシステム等に移りましょう。
基本的に選択肢を選んでいくスタイルですが、
ところどころでマップアプリを模した「マッピー」による探索モードが入ります。
スマホのような地図画面をタップして、「?」マークなどのアイコンをクリックしながら進める形式。
RPGのマップみたいなのをイメージしていただければ概ねOKです。
これは斬新で面白いと思いました。
でも、ちょっと面倒にも感じてしまうのは、普段ノベルゲームにどっぷり浸かっているからでしょうねw

立ち絵やCGはほとんど問題ないかと。
音楽は文句なく一級品。この作品の「Key」っぽさの9割は音楽が占めています。(割とマジで)
音楽だけはCLANNADやリトバスを凌ぐと言ってもいいのかもしれません。
「散花」「ニリンソウ」「ヒナギク」「Radiance」などは間違いなく名曲。
他にも素晴らしい曲がいくつも。これは手放しで評価できるでしょう。


総括に移ります。
やはりボリュームはかなり多いです。
というより、読むのに時間がかかると言った方が適切でしょうか。
結局、この作品で伝えたかったことは何なのか、ということを考えると、
もうちょっとコンパクトにしても良かったように思います。
・・・ちょっとよくわからないと思うので、気になった方はプレイしてみてくださいw
これまでのKey作品と趣が異なることだけ注意ですね。


ネタバレ含む真面目な話を追記に回すとして、とりあえず本文は終わりましょう。
「Rewrite」のご紹介でした。
次の記事はおそらくフリーゲームレビュー。
ツイッターでも情報を発信しますのでそちらもご覧いただければ幸いです。
お付き合いありがとうございましたm(__)m
また次の記事でお会いしましょう!
ここからはネタバレを含む追記。白文字反転しておきます。

真面目な話、ここまで環境問題に切り込んだ作品も珍しいのではないかと思います。
ですが、物語を通じて、一見環境を大切にしようという主張に見えて、
実は環境を犠牲にしてでも、人間は生きていくべきだという主張に最終的には落ち着いています。
こういう考え方はもちろん有りだろうとは思いますが、
個人的にはどちらかというとガイア的な考え方も理解できるんです。
実際、このままでは人は住めなくなるでしょうし。
もし人が生き残りつつ、地球も死の星にならない道があるとするなら、
人を間引いて寿命も短くして、人が地球に与える影響を最小限に食い止める必要があるでしょう。
その点で、魔物システムというのは架空のシステムですけど、
人と地球の共存を達成するのに現実的な道であると思うのです。
(人と地球の共存というのが本当に目標なのかという問題もありますが)

そういう立場からすると、ガーディアンの主張する「それでも人間は生きていくべき」というのは、
やはり承服しかねます。
それに、ガーディアン寄りのシナリオ(静流・ルチア)では、
端っからガイアをテロリストの悪者として描いている点もどうかと思います。
・・・まあ、ガイア主義をこじらせるとそれはそれで問題があるので
(破滅的になったり自殺したくなったりとか)
ガイア一辺倒も良くはないと思いますが。

なので、個別ルートで2つの立場から物語の概観を示し、
トゥルーで一つにまとめるという流れは、折衷的で良い工夫だと思います。
ただ、あまりにも世界観が壮大すぎました。
読者の理解が追い付かないでしょう。


あとは雑多な感想。

一番感動したのはちはやルートの終盤。咲夜の場面。
今までのKeyを象徴する描写で、こういうのを見ると泣かずにはいられません。
しかし逆に、この長い尺の中で泣いた覚えはほとんどありません。
ちょっとうるっとくることはありましたけど。

一番理解できないのはなぜ篝に瑚太朗が惹かれたのか。
何回も読めば理解できるのかもしれませんが、
残念ながらもうお腹いっぱいでやり直す気力は残っていません。

あと、小鳥ルートはフリー作品「ひとかた」に通じるものがあります。
「ひとかた」のネタバレ含むので伏せますが。


まさに雑感という感じでまとまりませんがこれくらいでいいですよね;

今度こそ終わり。最後までお付き合いありがとうございましたm(__)m
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256:拍手コメントへの返信
拍手コメントへの返信をこの場をお借りして…

>Lowさん

こちらにも拍手コメントありがとうございます!
リライト・リビジョン・リアクトは初耳でしたね…
機会があったら読んでみます!
Key作品は、商業作品になじみのない方でも聞いたことくらいはあるのではないでしょうかね。
AIRとかKanonとかCLANNADとか、アニメ化された作品も多いです。かく言う私もアニメから入りましたからね。読む方に手が出なければ、アニメを見るのが「Keyってどんな感じなのか」を掴むのに手っ取り早いかも。

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けんのすけ@アイスペ

Author:けんのすけ@アイスペ
○このブログについて○

・日記

・ノベルゲームやアドベンチャーゲームのレビュー

・その他音楽やソーシャルゲームなど

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2018年1月末日をもちまして、
記事の更新を終了させて頂きました。



○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
全体的には発表されたのが昔の作品が多めです。
ネタバレはできるだけしないようにしますが、無いとも限りませんのでご了承ください。
原則、フリーの作品は甘目、商業の作品は辛目のレビューになっています。

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