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レビュー「chaos pastel - orange」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

ツイッターでもお知らせしていた通り、フリー作品のレビューをお送りしましょう。


久しぶりに長編のフリー作品を取り上げるみたいですね?

そうなんです。秋のうちにやり終えたかった作品なんですが、12月になってしまいました。
こちらの作品です。

「chaos pastel - orange」
制作者:studio えんじゅ


↑画像クリックで作品HPへ

「画期的なギャルゲー」という触れ込み。
そして目を引くサンプルCG。
かなり期待しながら読み始めたのを覚えています。


謎解きが中心の作品でしたよね。
進めていくうちに現れる謎、謎、謎。


はい。あらすじとかまだでしたね。
まとめようとしたんですがなんか難しいのでかいつまんで。

記憶喪失で中学入学以前の記憶がない主人公の高西和樹は高校2年生。
和樹には橙ヶ崎色葉という幼馴染がいるのですが、
高校入学直後に告白を試みるものの、フラれてしまいます。
しかし、色葉との関係は気まずくなったりすることはなく、むしろ接近しているようなここ最近。
また他の特徴豊かなクラスメイトと交流する中で、
段々と失恋などでふさぎがちだった和樹は落ち着きを取り戻したかのように見えました。
時は文化祭を控えた10月初め。和樹の下駄箱に意味深なメモが残されていて…

こんな感じです。


記憶喪失の他にも、重要な事項がありましたね。

そうでした。この主人公、記憶喪失の影響か、
『人の顔が似顔絵に見える』という障害も持っているんです。
具体的にどんな状態なのかは、ゲームを始めればわかるはず。


立ち絵全部、顔の部分がひどい似顔絵ですからね~;

はい。目を引くCGとはそれですね。

このように、和樹の幼少期にあった出来事という謎に加え、
リアルタイムで起こる事件や脅迫?という新たな謎が組み合わさり、
物語は謎だらけ、読み進めずにはいられない、という状況を作り出しています。


この作品は何が良いかと言うと、小説でもアニメでもなく、ノベルゲームだからこそ、
という演出が光っている部分なのではないでしょうか。


そうなんですよね。立ち絵に似顔絵が張り付いているっていうのは、
文字だけでは絶対に表現できません。
また、途中に数か所、記憶を確かめるクイズがあり、
それも緊迫感や主人公との一体感を生み出しています。
もちろんこれも、こういったノベルゲーム形式だからこそです。


一方で惜しいと言わざるを得ない点を。それは、シナリオの一点に尽きます。
いや、シナリオが悪いわけでは必ずしもないかもしれません。

この作品、終盤までとにかく謎を積み上げます。
積み上げすぎにも思えますが、この際これは不問にしましょう。

でも、その謎の種明かしが釈然としないのです。
釈然としないと言うのは語弊があるかもしれません。きちんと明かされてはいますので。
では何は問題か。明かし方です。

普通、伏線が回収されると読者は「そうだったのか」って思って満足するものなんです。
「カタルシス」っていう言葉をご存知でしょうか。これです。

この作品も形式上は伏線が回収されているように見えるんです。
ところが、この満足感がなぜか感じられないんですよね。
「釈然としない」っていうのはそういう意味です。


それって、何が原因なんでしょうかね?

先頭に戻りますが、やはり謎の詰め込み過ぎだと自分としては思うんですよね。
序盤に出てきた一つ一つの事実が、終盤になってこういう意味を持っていると明かされました。
でも、肝心の明かされるときに、その序盤に出てきた事実はすでに忘れ去られています。
これって、すごくもったいないし、やっぱり「釈然と」しません。


なるほど;

じゃあ、どうすればよかったかと言うと、これは長さをコンパクトにするしかないでしょう。
3分の1くらいの分量に絞れば、上記のことは防げたように思います。


とは言うものの、ボリュームも売りの一つである作品ですからねぇ;

ええ。あちらを立てればこちらが立たずのようで、やはりもやもやしてしまうんです。
どうしようもなくもやもやです。じれったいんです。


でも、そう考えると伏線を張るっていうのは難しいんだなぁと。
作品を読む中で、何となく伏線回収を目の当たりにして、何となく「おおー」と思って。
だけど、人に「おおー」と思わせる仕掛けを作るのにどれだけ技術や苦労が必要か。
自分でも何か作りたいと漠然と考えてはいますので、
もっといろいろな作品に触れて、学習していきたいですね。


話逸れました;
と言うわけで、フリーの作品なのに酷評になってしまいましたが、CGは非常に綺麗。
似顔絵は、最後にはきちんと外れます。
音楽も、しっとり系の曲と感動の場面で流れる曲の2曲を中心に良曲揃いでした。
ボリューム・CG・サウンドと3拍子そろっているので、それだけに終盤のシナリオが悔やまれます。
終わり方自体は綺麗な終わり方ではあったんですけどね。種明かしの問題。
でも、ノベルゲームならではの演出は文句なく一見の価値はあります。
「謎解き要素どんと来い!」という方なら、このレビューほど悪くは感じないのではないでしょうか。

ノベルゲーム、という形式を存分に生かした作品、と言う点では、
確かに画期的な作品と言えるでしょう。
プレイ時間8時間超と長編ではありますが、興味を持たれた方は手を出してみてください。

ではでは、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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240:
あ~  あれ以来 後姿の女学生の膝裏に目が行ってしまいます。・・・主人公の趣味が伝染した・・・
241:Re:
>Lowさん

ものすごくよくわかりますwww
あのCGは印象に残りますよね。
他の作品にはないCGなので、余計に…
でも、色葉のキャラは個人的に結構好きですよ。

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○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
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