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レビュー「PRETTY×CATION」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

ようやく、といった感じでしょうか。
商業作品を一つ終えることができましたので記事にしましょう。
今回取り上げるのは、今年5月くらいにブロともさんから紹介されたこちらの作品です。

「PRETTY×CATION」
ブランド:hibiki works

『PRETTY×CATION』を応援しています!
↑画像クリックで作品HPへ(18歳未満閲覧禁止要素を含みます)

この作品、一言で表現するなら、「惜しい作品」でしょうか。
全体的な概要や登場人物などはHPを参照していただきましょう。


4名のヒロインとの恋愛を楽しむ作品ですね。
惜しい、という話がありましたけど、まずは良かった点について挙げていきますか?


そうですね。
良かった点は何と言っても「プレイヤー(読者)」と「主人公」を上手に結びつけているところでしょう。
この作品の主人公にはデフォルトの名前というのが存在しません。
いきなり「あなたの名前、教えてほしいな」というメッセージが出て、
自分の名前を入力するところから始まります。
さらに、誕生日、血液型を始め、好きな科目や趣味など、自分のことについての質問項目も。
これには驚きましたね。


オンラインゲームにおける「アバター」ほどではないですけど、
実際の自分をある程度細かく反映させることができますからね。
この自由さは他に類を見ないと思います。
名前変更可能についても、デフォルトの名前から変更するタイプの作品がほとんどでしょうからね。
入力した名前に応じて、ヒロインが愛称で呼んでくれるというのも斬新だったのではないでしょうか。


ラブリーコール、というものですね。
ヒロインから自分への呼称を、数多くの呼称から自由に選ぶことができます。
もちろんボイスも呼称に対応します。


他にも、LINEに似たアプリ「CHAIN」でヒロインと細かに連絡をとる描写があったり、
歩きながら会話する場面を画面で上手に表現していたり、
まさに「恋愛の疑似体験」という雰囲気は出ていたのではないでしょうか。


そうですね。ヒロインとのふれあいの一場面を携帯で撮影する仕掛け?システム?は、
実際にゲーム内で撮影した写真をQRコードで自分の携帯に送ることもできるそうで。
また、作品の舞台が東京で、実在する地名や固有名詞も(多少のもじりはあるものの)登場します。
なので外観的なリアリティは非常に優れていますね。
特に東京になじみのある方なら、作品に入り込みやすいかもしれません。


携帯でメールのやり取りをしたり、歩きながら会話したりするのは「フレラバ」でもありましたね。
「フレラバ」とこの作品はいろいろと共通点があると思いますが、
外観的な面では「PRETTY×CATION」に軍配が上がるでしょうか。


もう一つ特徴的なのが、「アペンドシステム」と呼ばれる追加シナリオ。
本編終了後のアフターストーリー的なシナリオを、作品HPからパッチ形式でダウンロードできます。
今年5月から始まって、現在10月まで配信中。
12か月分続くということで、合計すると結構な分量になります。
こういうサービスも独特だと思いました。


一方で、惜しいと感じるのはシナリオ面とゲーム進行面です。
まずシナリオ面ですが、これがとてつもなく薄いんですよね。


その薄さを「アペンドシステム」がカバーしているという面もあるでしょうかね;

まあ、そうかもしれないですが・・・それにしてもです。
ルートに入って、ちょっと一緒に出掛けたりしただけで、「告白→OK→ベッドイry」という・・・
冗談抜きで「えっ? おいおい、マジで? もう?」ってなりました。
ゲーム内の期間にして、実に2週間少々。
全く面識のない状態からこれは・・・ちょっとありえません。
例えが変かもしれませんが、まるでカップ麺を食べているような感覚です。


か、カップ麺・・・;
なんという表現・・・;
でも、確かにこれといったイベントもないまま恋人になってしまっているルートが目立つでしょうか。
作品のコンセプトとしてHPには、「現実的な恋愛」というのがありました。
その現実的というのを重視して、あえて「いかにも」なイベントを避けたのかもしれませんが、
それがかえって恋人関係の成立を不自然にしてしまっているのは本末転倒ですね。


まあ、内容がたとえ薄くても、何か心に「訴えるもの」があれば許せるんですよ。
一つのテーマに沿って物語が進んで行って、最終的に問題が解決したりとか。
強いて言えばレーチェのシナリオなんかはわりとこういう傾向はあったと思いますが、
それでも展開の早さ・唐突さが目立ってしまい素直に楽しむことができません。
他3ルートはなおさらです。


けんのすけさんがいつもおっしゃっている「メッセージ性」でしょうか。
そういうのはかえってフリーの作品の方が洗練されている気がしますね。


そうなんです。フリーの作品は確かに短編の作品がほとんどですけど、
だからと言って必ずしも内容が薄い作品ばかりではないんです。
むしろ、簡潔に伝えたいことを表現している点で評価しうる作品が多いです。

「内容が薄い」と「簡潔」は一見似たような意味と捉えられがちですが、実は対照的なんですよね。
尺を伸ばそうとしてシナリオの本筋から外れた関係のない描写を混ぜたりするのは、
個人的にはかえって疑問に思ってしまいます。


そういえば、サブキャラなんかも全然用をなしていない感じがしましたね・・・
シナリオの根幹に関わってこないというか・・・;
ルートに入るまでが短いので出番がありませんし、
ルートに入ってからはひたすらヒロインとのやり取りに終始しています。
こういうところが「内容が薄いわりに冗長」という印象になってしまう原因でしょうか。


はい。例えばクラスメイトの男子2名のやり取りなんか、どうでもいいものばかりで萎えます。
笑わせようとしていると思われる場面もはっきり言って寒いだけ。
変にキャラの濃い教員陣にしても同じです。


うわあ、手厳しいですね;
では、ゲーム進行面の惜しい点というのはどういうところでしょう。


この作品、序盤の選択肢でルート分岐した後は、
原則1日2回の行動パートで街中の店やスポットで手に入れるアイテムを選択することで
「体力」や「魅力」といった自分の基本ステータスや
「サブカル」「映画」「アウトドア」といった自分の素養のステータスを高めていく段階に推移します。
各ヒロインにはそれぞれ趣味や嗜好があり、
攻略に当たってはヒロインに合わせた行動が求められる、というわけです。

・・・と書くと、非常によくできたシステムのように見えるんですが、
実際には作業プレイに終始します。
その作業プレイを放棄し、好き勝手に行動するとバッドエンドが待っています。
例えば、ゲーム好きなキャラを攻略するには、
とにかくUFOキャッチャーに通い詰めないといけない・・・とかですね。
自由に行動できるはずのシステムが、逆にプレイヤーを縛っているというのは皮肉なものです。


自由に行動できるシステムと言えば、「フレラバ」の自由会話パートもそんな感じでしたが、
どうやら似て非なるもののようですね?;


はい。あちらは自由に話題を選んで会話するんですが、
少しくらい「バッドコミュニケーション」があったところで攻略に支障はありません。
ヒロインがどうとか関係なしに自分の好きな話題を選ぶことができたわけです。
しかし、この作品では自分がヒロインに合わせなければなりません。
ただでさえ現実世界の理不尽な女性に振り回され・・・いや、何も言うまいw
とにかく、ゲームの中でも相手に合わせなければならない窮屈さと言ったらありません。

それに、アイテムを選んだらそれに応じた小話が入るのかと思えば、そんなこともなく。
ただ手に入れたアイテムと上昇したステータスが表示されて終わりという素っ気なさ。
これを作業プレイと言わずして何と言うのでしょう。


おおう・・・ 合わせなければならない窮屈さはともかく、
小町先生ルート以外はそれぞれ、
「サブカル」「映画」「戦国武将」に関するコアな情報が登場しますから、
そういった知識がないと全然楽しめないかもしれませんよね。
これも「現実的」を意識したものかもしれませんが、配慮が足りない気がしました。


知識があるプレイヤーならすごく楽しめるんでしょうけどねー;
同様に東京が舞台で、東京に実在するスポットが多数登場するため、
東京に何のゆかりもない方だと、物語に入りこんで臨場感を味わうことは難しいでしょう。


こんなところでしょうか。
良くも悪くも18禁恋愛アドベンチャーですので、恋人になってからの描写は確かに濃いです。
しかし、愛がなければ意味がない、ではありませんけど、
恋人になるまでの過程がなければ、満足感を得ることはできません。
「フレラバ」のように、親密度が深まる描写をもう少し重視すべきでした。

音楽やCGは特に言うことはありません。
CGはさすがに綺麗でしたが、
「現実的」を謳っているのに咲良以外は胸が「非現実的」な大きさな気がするのは私だけでしょうかw

作品の外観は非常に良いです。それは認めます。
シナリオや進行面が伴えば素晴らしい作品になる要素があった分、
全体として惜しいという評価になってしまいました。
でもまあ、たまにはこういう作品もありなのでしょうかね。
プレイヤーを作品に上手く溶け込ませている「PRETTY×CATION」をご紹介しました。


さて、商業ゲームレビューは2か月も空いてしまったんですね。
秋にレビューしたい作品はまだまだあるので、11月こそは複数記事を書きたいです。
それでは、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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227:
感想内容をよんで、納得も納得ですんw
仰られている通り、会話内容が単調で尚且つ
優しくしてくれる相棒に対しての主人公の反応が冷たすぎて
「コイツいやな奴だなあ」と思ってましたorz

能力値も特に邪魔しかしてなかったんで
あれなら恋人になるまでの描写をもっとして欲しかったですねぇ。

個人的にはレーチェルートを最初にクリアしていただけに
他キャラはもう内容がペラッペラで、イベントの度に
「え? ・・・え?」とログを見直す始末。

アペンドも正味、ううん?ってなるのばっかですねー;;
物語なら前作の『ラブリケーション2』のが良いと思います。
長いけど、描写も細かくて、キャラも描きわけできてて好きです。
むしろ、一人だけしかクリアしてませんw
それだけ、その「一人」に思い入れが強くなるぐらいです。オススメ!
バースデーアペンドを購入するレベルでs(ry
228:Re:
主人公が嫌な奴かどうかはさておき、会話は本当に単調でしたよね。
単調と言うか、意味のない会話が多すぎます。
それでいてシナリオの本筋となる描写が薄いので、
冗長なのに何を言いたかったのか分からないという最悪の結果になっていました。

それにしても一番最初にレーチェやっちゃったんですかw
それは・・・何というか、ご愁傷様としか;

私は朝霧姉妹の後にレーチェ&小町先生の順だったんで、
姉妹シナリオのお粗末さ()のお蔭でレーチェシナリオが「まし」に感じましたw

>『ラブリケーション2』
ほほう、前作の方がむしろ良いとは変わってますね。
というか、先にこちらを紹介してほしかっry
・・・ものすごい量の積みゲーがあるので、
やるとしても一年後くらいになりそうですがwww

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けんのすけ@アイスペ

Author:けんのすけ@アイスペ
○このブログについて○

・日記

・ノベルゲームやアドベンチャーゲームのレビュー

・その他音楽やソーシャルゲームなど

に関する記事を扱っていました。
2018年1月末日をもちまして、
記事の更新を終了させて頂きました。



○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
全体的には発表されたのが昔の作品が多めです。
ネタバレはできるだけしないようにしますが、無いとも限りませんのでご了承ください。
原則、フリーの作品は甘目、商業の作品は辛目のレビューになっています。

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