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レビュー「ななつぼし」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

昨日書いてしまった不穏な題名の記事をトップから排除するため、
気分を切り替えてフリーゲームレビューと参りましょう。


さすがのわたしもびっくりしましたね……
一時期はけんのすけさんから二次創作を取ったら何が残るんだろう?
ってくらいでしたから^^;
ともあれ、約二週間ぶりのレビューですね。
取り上げるのは……ようやく、と言った感じでしょうか。
こちらの作品なんですね。



「ななつぼし」
制作者:デジタルノベル普及の会


↑画像クリックで作品HPへ

はい。以前の記事でもちょこっと話題にしておりました、総勢6名の作者さんによる合作の作品です。


その6名と読み手を加えた「7人」を込めて「ななつぼし」というのは、
本当に上手なネーミングですよね。


ええ。その7と掛けて七夕付近にレビューが書ければよかったんですけど、
大幅に遅れての記事投稿となりました。
なんとか7月中にお送りということで許して下さいませm(__)m


とりあえず、概要をご紹介しておきますか?

そうですね。
先ほども書いた通り、プロローグから異なる6名の作者さんによる6つのお話に分岐する、
「入り口が1つで出口が6つ」
のような感じの作品です。
プロローグはこのような内容です。(以下作品HPから引用)

青年"星井茂樹"は1人の女性に恋をした。

彼女の名前は"小林さん"。
行きつけのコンビニで働く店員さんだ。

そんな彼はある日、インターネット生放送で
"みる"と名乗る女性に恋愛相談を持ちかけた。

茂樹からの話を聞いたみるは、
意気揚々に恋愛成就ミッションを与えたのだった……。


以上、作品HPから引用。


1年以上前、まだわたしがこのブログに登場するよりも前にレビューされた、
エイト・ストーリーズ」という作品に、構造上似ている感じですね?


そうなんです。
エイト・ストーリーズは今でも覚えていますが、あれほど斬新でわくわくする作品は未だ見ていません。
なんと言ってもプロローグ共通からの、異なる作者さんによる合作ですからね。
作者が異なれば、文体や視点、着眼など様々。
一つ読み、また一つ読むごとに広がる世界観。
今回もこういうものを再体験できるということで、
こちらの「ななつぼし」も非常に楽しみに読み始めた記憶があります。


ではまず、プロローグはどんな感じでしたでしょうか。

はい。主人公の茂樹の他には、主に「小林さん」「みるさん」という2名がキーパーソンとして登場します。
正直、「小林さん」はちょっと印象が薄くて、「みるさん」のほうが良いイメージを持ちやすかったです。
きっと、私がリア充ではなくネット人間だからでしょうねw


けんのすけさんならそうだろうなぁ……と思ってました^^;

ですよねー()

さておき、前出のネット生放送の描写が本当にそれっぽくて、声を出して笑ってしまいましたね。
その勢いのまま、分岐を読み始めていった覚えがあります。


では、せっかく6つもお話があるので、それぞれについて簡単に感想を述べていく形にしましょうか?

それもそうですね。
とりあえず上から順にいきましょうか。
シナリオセレクト画面で各話のあらすじは大まかに表示されますので、
特にノベルゲームに読み慣れていない方においては、
プレイされる際には興味を持ったものから読み始めるのもいいですね。
実際、私も上から順に読んだわけではないですし。

というわけで、各話を簡単に。(敬称略です)


『キャンヴァス国物語ver.ステラ』
シナリオ:Y-F


この「ななつぼし」全体の主催者・代表者である方の制作されたお話。
いきなり舞台がガラリと変わってしまうのでなかなか入り込むのが難しかったですが、
主人公と人物たちの関係の進展描写がわかりやすいのが好印象でした。
そして何と言っても終盤。
一気にお話の流れをまとめ上げて結末に至らせる技量には感服しました。
あの読後感の清々しさは、一度体験してみる価値があります。


『復讐の遺伝子』
シナリオ:ヒビキソラ


このブログでも取り上げた「SOLAR POWER」「ポックリが鳴った夏」のヒビキソラさんによるお話。
視点が頻繁に入れ替わる上に、
ヒビキソラさんと言えば「心を揺さぶられるような感動・メッセージ性」というイメージだったので、
最初は「あれ……?」と思いましたが、
終わってみれば、いろいろな意味で随所にヒビキソラさんらしさが出ていたのかなと思えました。
伝えたいことは確かにあって、そしてそれがきちんと伝えられているところが良かったです。


『日常と非日常の境目は』
シナリオ:あほちゃん


全体的に意表を突いたシナリオが多い「ななつぼし」の中で、唯一王道路線と言えるお話。
もちろん王道と言えどもタイトル通り非日常な描写は挟まりますが、
安定した読みやすい文章で、ストレスなく読み進めることができました。
オチもスパッと痛快。けれど唐突さを全然感じないのが、この作品の真骨頂だと言えましょう。


わたしはむしろ、あのオチはちょっと予想していなかったかもです。
でもその分、「ああ、そうだったんだぁ」と思えて。
読み終えたときに満足感を得られましたね。



『ラブ・ライブ・エンコーダー』
シナリオ:NaGISA


このブログでもお馴染み。我らがNaGISAさんの手掛けたお話。(←何様w)
一見王道と思いきや、意外な展開が待っています。
けれど一番の見どころは、その心情描写。
序盤は主人公の心情が描写の中心であるのに対し、
中盤以降は徐々に描写の中心が移り変わります。
その転換の仕方が見事という他ありません。
文章表現もさすがの安定感で、最後まで安心して読み切ることができました。


プロローグをNaGISAさんが書かれている、ということも、
安定感というか、一貫性の一助になっているかもしれませんね。



『知的的な人生も良いと思います』
シナリオ:オザキショウゴ


個人的には6つのお話の中で、最も意表を突いていると感じた作品。
みるさんがあんまり活躍しないのはちょっと残念でしたが、
序盤から怒涛の展開で、
まるで「ななつぼし」ではない別のお話を読んでいるかのように錯覚しました。
けれど一つくらいは、こんなシナリオがあっても良いのではないでしょうか。
ところどころで見られる痛快なシーンは、読んでいて胸がスーッとします。


『みえないみる』
シナリオ:義弓くー


「ななつぼし」のトリを務めるのはこのお話。
実は、このお話が個人的には一番お勧めだったりします。
序盤からエロ面白くて、大笑いしながら読みました。
けれどここぞという場面で繰り出される深いメッセージ性には感服せざるを得ません。
なにより、共感できる部分が最も多かったですね。
例えば私はMMORPGなどにも手を出していましたので(今もソシャゲを続けていますし)、
それに通ずる心中文などでしょうか。
それ以外にも、全体的にバカなテンションの高い流れの中で、
不意に見せられる冷静な文章。
この切り替えの上手さには目を見張るものがあります。
このお話を最後に持ってきたのは、いろいろな意味で正解だったと思えますね。


なんかネタバレが危ない感じがしましたが、こんなところでしょうかね……?


ギリギリセーフ的な感じでしょうか^^;

全体を通しての難点を一つあげるなら、それはシステム面。
一通りの機能はそろっているのですが、なぜかバックログが非常に重く、
あまり利用することができませんでした。
自分のPCに問題があるのかもしれませんが、
珠玉のストーリーが集合している稀有な作品であるだけに、残念です。
思わぬところで、Nスク、吉里吉里、LiveMakerの偉大さを改めて感じてしまいました。


駆け足ですが総括に。
プレイ時間は、シナリオごとに一つ一つ異なりますが平均すると1時間強くらいでしょうか。
全体だと7,8時間くらいは見込んだ方が良いかもしれません。
グラフィックは立ち絵中心ですが、
一つお話を読み終えると、別のお話のポスター的な画像が開放されます。
こういった工夫は素晴らしいですね。
音楽は素材。選曲に問題はありません。
システム面はバックログの重さを除けば概ね良好でしょう。


というわけで、各話の紹介が主になってしまいましたが、
合作ノベル「ななつぼし」についてレビューをお送りしました。
なんにせよ、複数の方で集まって一つの作品を作り上げるというのは、
とても神経を使うし、難しいことだと思います。
それを見事に完成させ、しかも細かいところまで行き届いた作品に仕上がっているのは素晴らしいの一言。
ご興味を持たれた方は、ぜひお手に取ってみてください。
6つもお話が収められていますから、きっと、共感できるお話があるはずです。


それでは、今日はこのあたりで。
本日もお付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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引退

皆様こんばんは。けんのすけです。

本日はお知らせ。
思うところがあって、「あんさんぶるガールズ!(あんガル)」に関する二次創作活動を終了することにしました。
そして、あんガルのアプリ本体も、(4月以降活動縮小中でしたが)さらに活動を縮小すると思います。
頭を冷やす意味で、ツイッターでのあんガルに関するつぶやきも控えます。
でも、他の方が制作されたあんガルに関する創作や、
現在進行中の合同企画「あんバト」などに関しては、できる限りチェックしていきたいです。
「あんバト」には自分も(1枚だけですが)、参加しましたので。

このことを決めるにあたって理由はいろいろありますが、簡単に言えば、
「辞める理由が見つかった」ことと、「続ける理由がなくなった」ことに尽きます。
なんじゃそりゃ、という感じかもしれませんけど。

ただ一点だけ。
あんガルが嫌いになって辞めるわけではありません。
むしろ好きだからこそ、これ以上二次創作を続けることはできないと感じました。
いや、できないと言うより、してはいけないと言った方が正しいのかもしれません。
少なくとも私は、あんガルの二次創作から身を引きます。

決めるまで数日間。いろいろなことを考えました。
読んで、考えて、その裏を考えて、そのまた裏を考えて。
別に辞めなくてもいいんじゃないかと、
辞めるほどのことでもないんじゃないかと、
何度も考えました。
でも。
けじめ、諦観、飽和、意趣返し……
いろいろな意味を込めて、決めました。
湖南やこや、羽森つばさの気持ちを、やっと芯まで理解できたような気がしました。

本当は、書きたい構想はいっぱいありました。
けれども同時に、自分の作る二次創作に限界があることも見えていましたので、
遅かれ早かれいつかは作るのを辞めるだろうとは思っていました。
……もう少し、せめて今ある構想が書き終わるくらいまでは辞めないつもりだったんですけどね。
でも、ちょっと予定が早くなっただけ。思ったより早く、潮時は来たようです。
あれを見て、それでもあんガルという舞台を使って二次創作し続けることは自分にはできません。
……ここまで言えば、あんガルをプレイしている方なら想像はつくのではないでしょうか。

さておき。
これは一つの区切りにすぎません。
いつか笑って、「こんなこともあったね」と思い出せるように。
後ろを振り返らず、前を向いて進んでいきたいと思います。
このブログはノベルゲームのレビュー中心の内容に戻ります。
平常運転に、戻ります。
明日には、レビュー記事が投稿されていることでしょう。


……

それでは、また次の記事でお会いしましょう。
お付き合いありがとうございました。
そして。
今まで私のあんガル二次創作をお読み頂いていた方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

5月~7月上旬に投稿した自作あんガル二次創作

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

今週は立て込んでまして、なかなか読むゲームを進められませんねぇ;
金曜日は休暇を取ったので、17日~20日の4連休でいろいろやりたいところです。


最近のけんのすけさんは、なんと言うか……痛い人みたいな感じでしょうか?;

えw いきなり何てこと言うんですか∩(´;ヮ;`)∩


だって、ツイッターであんガルのライターさんに噛みついてみたり、
絵に関しては素人なのにあんガルのカードゲーム企画「あんバト」の絵に応募したり……
なんか一生懸命空回りしている姿が……^^;


うう…… 確かに最近は手を広げすぎている感もありますからねぇ;
これでも自覚はしているんですよ?
いろいろ溜まってきているのかもしれませんw

さて。今日であんガルはバトイベが終わり、明日からは回想?と思われるイベが始まるようです。
とりあえずストーリーを読めれば良いかなという感じ。


銀河鉄道ですからね~ どんなお話になるのか楽しみですね♪

というわけで、たまにはあんガルの記事でも書こうかと思いまして。
例によって自作二次創作の宣伝になりますがw
(やっと本題に入れたw)


5月の上旬、母の日に投稿したのがこちら。
「母の日 一日遅れの贈り物」(2015/05/10)
直リンク
母の日 一日遅れの贈り物

登場人物は星海こよいちゃんに加え、天文部の先輩の神無月ほとりさん、
そして2年A組の面々。以下生徒検索DBより。
星海こよい 神無月ほとり 三波なつみ 堀田さあや 八朔つゆり 春風なな 夏野ゆり 長居ゆう

母の日の翌日という設定。
母親のいないこよいにとっての母の日とは、というテーマ。
引っ込み思案でクラスに馴染めていないというこよいの立場も作品には入っています。
しっかりしたテーマを込めたかったんですが、なんだかふんわりしたお話に……
一応感動系には仕上がりました。


次に短編のこちら。
「じめじめ先輩に告白されるだけのお話」(2015/06/06)
直リンク
じめじめ先輩に告白されるだけのお話

これは解説するまでもないですね。
以前に、ツイッターの裏垢で作ったお話をEGSP化したものです。
甘酸っぱい。以上。


次にこちら。
「星色夜空(カラオケ)」(2015/06/07)
直リンク
星色夜空(カラオケ)

これも説明不要。登場人物は天文部の皆さん。
神無月ほとり 天宮るり 星海こよい
さんぴん茶さんという方がEGSPでカラオケを作っているのを見て、その発想を頂いたものです。
曲はこちら。



歌詞に合わせようとしていろいろ試行錯誤しました。
でも、結果的に同じような立ち絵の配置が多いですね;
他の曲でもこういうのやってみたいなぁと思います。(時間の余裕ができたら)


そして父の日にはこちらを投稿。
「父の日 今なら伝えられる想い」(2015/06/21)
直リンク
父の日 今なら伝えられる想い

登場人物はまたしても星海こよいちゃん。台詞立ち絵なしでこよいのお父さん(こよパパ)。
母の日に上げたEGSPに「次は父の日ですね」というコメントを頂いたのがきっかけで書いたお話。
転校生とこよいが3年生になり、恋人同士になったという設定。
母の日のほうも割とシリアスでしたけど、こちらも負けず劣らず重い感じ。
いろいろなテーマ含んでますが、一言でいえば「大事なひと」。
こよいとこよパパの関係と対比させるために、こよいと転校生の関係を使いました。
そのあたりいかがでしたでしょうか。


7月6日には、ツイッター上で即興SSを3つほど。
いかり&うしお

はじめ&やこ

るか&セイラ

即興なので特に言うことはありませんが、はじめ&やこは3月に投稿した
表舞台へ 踏み出す彼女の未来と想い
というEGSP作品の前段階という設定で書きました。
他のお話も、本家のお話を踏襲したり利用したりという感じですね。


そして先日はこちらを投稿しました。
「ひかるとあやめと新しい『わたし』」(2015/07/12)
直リンク
ひかるとあやめと新しい『わたし』

登場人物は3年B組の2人。
八壁ひかる 久坂あやめ

ひかるちゃんのお話をずっと考えていて、ようやく納得いく形で書けた作品。
2人の幼い頃とかかなりの部分を独自設定しちゃいましたが、
理由付けはやはり大事だと思いましたので。
幼馴染みって、あんガルには何組か登場しますけど、
やっぱりどれをとっても深い関係があるものだと思うんですよね。
そういうのがこの作品を通じて少しでも表現できていれば……という感じなんですが、
いかがでしたでしょうか。


というわけで、駆け足でしたがあんガルの二次創作について一つ記事をお送りしました。
次はレビューになると思います。
……あっ


一人でずーっと……
けんのすけさん酷いです……わたしのことなんてどうでも良いんですね;;


すみません; つい熱が入っちゃって……
レビューではしっかり活躍してもらうので許して><


ではでは、このあたりで。
本日もお付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「落日」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

なかなか更新頻度が上がっていきませんで……申し訳ありません。
今回も、短編のフリーゲームレビューをお送りいたします。


連作とか長編は、やっぱり完遂まで時間がかかる感じですね?;

そうなんですよね。進めているのがいくつかありますので、もう少しだけお待ちいただければと。

というわけで、本日はこちらをご紹介いたしましょう。

「落日」
制作者:Lapree

↑画像クリックで作品HPへ


タイトルからして、ちょっと物悲しい感じの作品なのでしょうか。

はい。それはもう、文字通りの展開。
作品HPから紹介を引用すると、

ある日、事件が起きた。
それをきっかけに国が大きく揺れる。


(以上、作品HPから引用)

ということで、滅びの危機に瀕している西欧?の小国が舞台。
事件とかを書こうとするとネタバレになるので書きませんが、
この作品を一言で言うなら、究極の選択ということになるでしょうか。


詳しくは、作品をプレイしてみるのが手っ取り早いでしょうね。短編ですし。

そうですね。
この作品、最大の魅力はそのメッセージ性です。
選択肢があって3ルートに分かれるのですが、どのルートもハッピーエンドとは程遠いです。
しかしながら、だからこそのずっしりとした重み。
ままならない葛藤や苦悩が短い中に凝縮されていて目を引きます。


どのルートも考えさせられますよね。

私は外観よりは内容、お話の流れよりはメッセージ性を重視する傾向があるので、
こういう作品は割と好みです。
何より、言いたいことが明確で無駄な描写がほとんどないというのが良いですね。


でも短い割には、残虐描写が……

ああ、確かに残虐描写を含みますので、苦手な方にはお勧めできないでしょうかね。
他に気になった点はあまりないのですが、強いて言えば人物や小国同士の関係について、
冒頭からもう少し補足があればすんなり物語に入っていけたでしょうか。
私は世界史が苦手で、特にカタカナを覚えるのがすごく苦手なんですが、
いきなり複数のカタカナの人物名が登場して、さらに国の名前もカタカナですから、
ちょっと混乱してしまいました。1ルート終えるころには慣れましたけどね。


前半はともかく、世界史云々はすごく個人的な理由じゃないですか!
作者さんに謝ってください!

えw なんで私が怒られてるの?;;

あと、終始鬱々とした雰囲気の作品ですので、
「読んで活力を得たい!」とか、そういう方にはお勧めできません。
逆に言うと、何か考えたいとか、ずっしりしたものを読みたいとか、
そういう方には向いているでしょう。


人間ドラマ、というんでしょうか。
葛藤とか、人間の性質のようなものを深く描き出した作品ですからね。


選択肢により3ルートに分かれる短編作品。
全部読んでも30分前後でしょうか。
背景に加えて、立ち絵と一枚絵が入ります。品質は上々。
音楽は種類が少なめですが、こういう作品ならかえってそのほうがいいのかもしれません。
一通りの基本機能は揃っていて、システム面も快適でした。
タイトル画面の殺風景さが、これまた作品の雰囲気を際立たせています。

何よりも、短い中で描かれる揺れ動く人物の気持ち。
考えさせられる深いメッセージ性。それに尽きるでしょう。
読後感は決して良くありませんが、たまにはこういった作品もありなのではないでしょうか。


ではでは、今日はこのあたりで。
仕事のほうは忙しさは一段落という感じなのですが、
如何せん別口の私用と言いますか、いろいろと……
余裕のある時に積極的に、創作も、レビューもやっていきたいですね。
本日もお付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「たとえ明日が晴れなくても。」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

一昨日に続いてレビュー。出来るときに積極的に記事をあげていきましょう。
本日ご紹介するのは、これまたタイトルが目を引く短編作品です。

「たとえ明日が晴れなくても。」
制作者:皐月-Satsuki-

↑画像クリックで作品HPへ

発表されたのが先月という、とても新しい作品。
タイトルに惹かれて、さくっと読了しました。


たまには新しめの作品もご紹介しませんとね^^;
とりあえず、どんな物語なのか軽くまとめますか?


そうですね。作品HPから引用しましょうか。

「――死になさい。あなたに生きる意味なんてないわ」 
それは、羽向一輝が"使えなくなる人間"にしか見えない少女から告げられた言葉。一輝が凶悪犯罪を犯す運命にあるという唐突な予告状だった。
運命を受け入れることが最良なのか、運命を変えようと抗うことが最良なのか。でも、沢山の想いが重なり合っている世界だから、どの道もきっと誰かが苦しむことになる。
誰もが笑顔でいられる道は、どこにあるのだろう。運命はやっぱり変えれないのだろうか。
 これは、知れるはずもない"運命"を知ってしまった少年の、一つの世界の物語。


以上、作品HPから引用。


世界観が物凄くインパクトありましたね。

世界観というか、設定でしょうか。
なんと言ってものっけから、人非ざる存在と思われる少女に「死になさい」と言われますからね。
「なんだなんだ!?」と、読者をひきつける効果は十分でしょう。
そして起こる想定を超えた事態。
速い展開で物語は進みます。


その中で人物たちが語る言葉には、あっと思わせる深いものが込められているのを感じました。
このあたりはどうですか?


はい。このお話も、作者さんの伝えたいことが明確に伝わってくるという点で好感が持てました。
主人公が葛藤する姿というんでしょうか。とてもリアルでしたね。


あと、この作品は立ち絵が綺麗に感じました。

そうなんですよね。短編なので登場人物は多くはないのですが、
その分キャラの立ち絵には光るものがありました。
特にアイコンにもなっているヒロインの明日晴は、可愛く、魅力的でしたね。

さて。ここからは気になった点を。
まず文章。序盤あたり、一文一文がやや長く、少し読みづらさを感じてしまいました。
内容が良いだけに、ちょっともったいないですね。


文章の長さ以外でも、難しい熟語が所々見られて、
わたしも「んん?」となってしまった部分が……


そうそう。何が狙いなのか定かではないんですが、通常の日常会話はおろか、
最近の文学作品にもまず使われないだろう、と思われる難しい単語が入っていてですね。
漢字から意味は推測できるんですけど、もっと平易な言葉でも良かったんじゃないかなと。

でも、最大の問題点はシステム面でしょう。
バックログってわかりますかね。文章の読み返し機能ですが、
この作品にはこれがないんですね。
たぶんゲームエンジンの関係だと思いますけど、
ノベルゲームには必須でしょうから、できればつけてほしかったなぁと。
ましてや難しい文章が連なる性質の作品ですから、なおさら重要でしょう。

 
でもまあ、短編ですから、うっかり読み飛ばしたら、また最初から読めば……^^;

それもそうですね;
少々厳しいことも書いてしまいましたが、そのメッセージ性には優れたものがあります。
40~50分程度で読了できる短編作品。
綺麗な背景に高品質な立ち絵。
BGMも素材と思われますが良い選曲で問題ありません。
システム面だけ、バックログ等用意されていれば、と思いました。
気になった方は、ぜひお手に取ってみてください。


2日おき……このペースなら理想的ですが、なかなかそうもいかないでしょう。
無理せず、しかし、着実に、記事を重ねていきたいです。
ではでは、また次の記事でお会いしましょう!
お付き合いありがとうございました!

レビュー「あしたも あえると あなたはいって、」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

今日もレビューをしていきましょう。
本日取り上げるのは、このブログでもいくつかご紹介したことがある、
匿名掲示板から生まれた作品です。

「あしたも あえると あなたはいって、」
制作者代表:女子ペロ

↑画像クリックで作品HPへ


掲示板にアップされた1枚の画像をテーマに、これまた匿名の作者さんが寄せた3つの小話が集められたという。
いわばオムニバス形式の作品となっていますね。


はい。その3つの小話も、それぞれ「あしたも あえると あなたはいって、」という言葉の、
ひらがなの部分に漢字をあてたタイトルになっています。
まあ、お手に取ってみて頂いたほうが早いでしょうね。


作品名とか、最初に流れるBGMからすると、
温かい感動系の物語が集められているんじゃないかと思ってしまうんですが……なんとも……


そうなんですよね……私も、タイトルにつられて勝手に内容を想像していたので、実際とのギャップに驚きました。
簡単に言うと、狂気やホラーを扱ったお話が並んでいます。


3つとも一癖二癖あるお話かと思いますが、けんのすけさんはどれが良かったですか?

うーん、私なら1つ目でしょうかね。
記憶を失った旅人が雪深い山の中の屋敷に泊まるお話ですが、
途中から不穏な雰囲気に……そして衝撃のオチ。
あの結末には一本取られたと思いました。


確かにあの落としどころというのは上手に感じました。
途中の狂気に満ちた雰囲気は苦手でしたけど><


まあ、そうですねぇ;
1つ目のお話はですね、そのオチもさることながら、表現技法が上手だなぁと思って。
文字数を合わせた反復表現、というと想像できるでしょうか。
読みやすく印象に残りやすい文章で、独特な雰囲気を際立てています。


そういえば、2つ目のお話も反復表現のような箇所が多かった印象です。
あのお話も、途中までは人物たちの切ない距離感がテーマの作品かと思いきや……

わたしが選ぶとすれば、3つ目でしょうかね。
狂気の度合い?というんでしょうか。一番軽い気がします^^;
アレな部分はもちろんありますけど、登場人物に感情移入できる部分もあって。


3つの作品、それぞれ方向性もテーマも文体も違っていますけど、
「狂気」というキーワード以外で共通するのは、
哲学的と言いますか、考えさせられる物語になっているということでしょうか。

やはり、考えさせられるものがあるというのは、読んでいて重みが違います。
楽しく明るいお話ももちろん良いのですが、短い中に鋭いものがあるお話というのも乙なものです。

というわけで総括に参りましょう。
20~30分程度で読了できる短編が3つ収められたオムニバス形式の作品。
全体のプレイ時間は1~2時間といったところでしょうか。
背景画像に加え、一部立ち絵が入ります。
音楽は素材。やや種類は少な目ですけど、
エンドロールでボーカル付きの主題歌が流れるのが印象的でした。

有志で集まって合作というのはなかなかできるものではないと思います。
その中で、一枚の画像、一行の言葉をよりどころにして短編集というのは類を見ません。
気になった方は、お手に取ってみてください。


それでは、今日はこのあたりで。ペースを上げていきたいですね。
お付き合いありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
         
プロフィール

けんのすけ@アイスペ

Author:けんのすけ@アイスペ
○このブログについて○

・日記

・ノベルゲームやアドベンチャーゲームのレビュー

・その他音楽やソーシャルゲームなど

に関する記事を扱っていました。
2018年1月末日をもちまして、
記事の更新を終了させて頂きました。



○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
全体的には発表されたのが昔の作品が多めです。
ネタバレはできるだけしないようにしますが、無いとも限りませんのでご了承ください。
原則、フリーの作品は甘目、商業の作品は辛目のレビューになっています。

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