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レビュー「少女と囚人のジレンマ」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

今日で11月も終わっちゃいますねー; 結局今月はほとんど更新できませんでした。
来月こそはレビューなどをもっと書きたいと思います。
・・・と言いつつ年末は何かと忙しいので、思い通りにいかない可能性の方が高いですが;


今から弱気でどうするんですか^^;

そうですねw 少なくとも今月よりは記事の数が増えたらいいなと思いますw

と言うわけで、1か月以上空いてしまいましたがフリーゲームのレビューです。
今回取り上げるのはこちらの作品。

「少女と囚人のジレンマ」
制作者:ステッパーズ・ストップ

↑画像クリックで制作者HPへ 
作品DLは、上記サイトの「自作ゲーム」をクリックし、探してみてください

今までノベルゲームを中心にレビューしてきましたが、
こちらの作品はノベルゲームとは言い難いですね。
「なかよしゲーム」という作者さんの紹介が一番しっくりくるでしょうかw


一応読み進む要素中心ではあるんですが、それ以上に運の要素が大きいですよね。
どんなゲームなのか説明しなくて良いんですか?


あー 説明まだでしたね。
「少女と囚人のジレンマ」というタイトルのこの作品なんですが、
皆様は「囚人のジレンマ」という言葉をご存知でしょうか。
ご存じない方はググってみると分かると思いますが、

「互いに協調する方が裏切り合うよりもよい結果になることが分かっていても、
皆が自身の利益を優先している状況下では、互いに裏切りあってしまう」

という状況のことを指しています。
・・・って、なんだかよくわからないと思うので例を挙げると、

2人の囚人がいて、
・もし2人とも黙秘した場合、2人とも懲役2年
・もし2人のうちどちらかが自白しもう一方が黙秘した場合、
自白した方は無罪、黙秘した方は懲役10年
・もし2人とも自白した場合、2人とも懲役5年
という条件が提示されたとします。

できるだけ刑の負担を軽くしたいなら、2人とも黙秘して2人とも懲役2年が良いはずです。
しかし、もう一人の囚人が裏切って自白するかもしれないわけで。
そう考えると、自分ではないもう一人の囚人がもし黙秘した場合、
自分も黙秘すれば自分は懲役2年、自分が自白すれば自分は無罪となり、
自白したほうが得だということになります。
もう一人の囚人が自白した場合、
自分も自白すれば自分は懲役5年、自分が黙秘すれば自分は懲役10年となり、
やはり自白したほうが得だということになります。

よって、相手が黙秘するか自白するかに関わらず
自分は自白をした方が得だということになるのです。
その結果、2人とも黙秘をすれば、2人とも懲役2年で済んだはずだったのにも関わらず
2人とも自分の得を考えて自白をしてしまうため、2人とも懲役5年ということになってしまうのです。

長くなりましたが、以上が「囚人のジレンマ」と呼ばれるものです。


ウィキペディアの説明そのまんまですね^^;

はいw 
ウィキペディアにはもっと噛み砕いた説明があるので分からなかったらそちらを参照くださいw

この作品は、この「囚人のジレンマ」をゲームにした感じです。
少女リップを相手に、「黙秘」「自白」を「好き」「嫌い」に置き換えた「なかよしゲーム」を10回行い、
自分の「トク」を増やす、という流れになります。


リップが毎回どちらを選択するかは完全に運なんですよね。
ハッピーエンド?を見るためには自分のトクをかなり多く増やさなければならないようで、
相当な数の再プレイを要求されるゲームでしたよね;


そうですねーw
でも、10年以上前に発表された作品のようで、画面は小さいし音楽もなし、
システム面も洗練されているとは言い難いのですが、
それでも作品を通して訴えかけるものがはっきりしているというのは評価できます。


単に「囚人のジレンマ」という状況をなぞるだけにとどまらず、
少女リップの言動を通じて人間の本質や裏側について描き出そうとしていましたよね。
表面的に見ればなんということはないのかもしれませんが、
文章をしっかりと追っていくと、深いものが込められているのがわかると思います。


なんということはない、という話がありましたけど、システム的には単なる運ゲーですので、
ハッピーエンドを見るための作業プレイ感というのは否めません。
ですが、1プレイは非常にお手軽ですし、windows95でも動作可能というのもすごいです。

この作者さんは様々なジャンルの作品を数多く発表しているみたいなので、
面白そうなものがあれば、また手を出していきたいと思います。
・・・RPGとかは苦手なんですけどね;;

と言うわけで、半分以上が「囚人のジレンマ」の説明になってしまった上、
いろいろと無理矢理感のある記事になってしまいましたが、
なんとかフリーゲームレビューを1本ねじ込むことができましたw

今回はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
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レビュー「きっと、澄みわたる朝色よりも、」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

予告通り、商業作品を一つレビューしましょう。
昨日の記事で「明日か明後日」って書いたつもりが「今日か明日」ってなってましたねw
1日に2本も記事が書けるわけがないw

さておき、取り上げるのは「秋ゲー」なこちらの作品。

「きっと、澄みわたる朝色よりも、」
ブランド:propeller

propeller『きっと、澄みわたる朝色よりも、』応援バナーキャンペーン
↑画像クリックで作品HPへ(18歳未満閲覧禁止要素を含みます)


あら? 秋ゲーと聞いて、
てっきりこのブログでもおなじみの某ブランドの「R」から始まる作品かと思いましたが。


そちらは現在進行中w 進行率は4割程度でしょうか・・・ 
12月に入っちゃいますが、終わり次第レビューしますよ。

というわけで話を戻しまして、「きっと、澄みわたる朝色よりも、」です。
「エモーショナルAVG」と謳っているだけあって、感動の要素が強い作品でした。

あらすじは公式HPを参照して頂こうかと思ったんですが、
なんか微妙な感じなんでこちらで簡単に。(←何様w)

主人公の崇笹丸には、与神ひよ・夢乃蘭・樫春告という3人の幼馴染がいました。
ひよは4人を「菊・竹・蘭・梅」に見立てて「四君子」と名づけ、笹丸はその思いを大切にしてきました。
歳月は流れ、家庭の事情で3人と離れ離れになっていた笹丸は数年ぶりに
芸術家志望の霊峰とされる「夢見鳥学園」で再会を果たします。
しかし・・・4人の関係は変化が生じていました。
笹丸は文化祭に当たる「彩生祭(あやなしさい)」での作品作りを通じて、
幼馴染だったころの関係を取り戻そうと奮闘していきます。

こんなお話です。


作品の舞台となる「夢見鳥学園」というのが、すごく独特な雰囲気でしたよね。

まずそれが目を引きますよね。建物が純和風で、まるで中世にタイムスリップしたかのよう。
でも、自販機とか携帯とかも登場するので時代は現代なんですけどね。

学園の様子も現実にはあり得ない独特さ。
学生数が少なく、クラス分けには色が用いられます。
笹丸たち四君子は赤組。そして、赤組はその4人だけです。
他にも青組や白組、黒組や黄組などが登場します。


学園が舞台なのに、あまりそんな感じがしませんでしたよね。

そうなんです。ですが、こうした様子にも理由があって、
しっかりと終盤で伏線回収となるのが見事です。


そういったことからシナリオが素晴らしいと感じましたが、いかがでしたか?

ええ、むしろシナリオありきの作品でしょう。
言っていませんでしたが、この作品は選択肢こそあるものの、なんとルート分岐がありません。
つまり、一本道でエンディングが1つしかないという、
商業作品としては異例の体裁になっています。
当然のごとくきちんと攻略可能なキャラクターは1名ということに。
しかし、全部で4章に章分けがされているんですが、
主に1章と2章ですべての登場キャラにスポットが当たりますので、
通常の複数ルートの作品にも劣りません。
何より、頻繁に回想を挟みながら、各登場人物の心情も深く描写されており、
感動的な場面が尽きないんですよね。
それなのに、物語全体が収束に向かう流れもしっかりと綺麗にまとまっています。


要するに、人物描写とシナリオの筋のバランスが取れているという感じでしょうか。
どちらかというとシナリオ重視なんですが、それに関わる人物の心情描写が深いので、
理解して納得しながら進めることができますよね。


はい。私が言いたかったのはこういうことですw
些細な事柄や出来事一つ取っても、回想などできちんと理由が述べられているので、
何と言うんでしょう、「隙が無い」という印象です。

と言うわけで、この作品を支える人物なんですが、
キャラクターにも純粋な「悪人」というものがなく、全員に光るものがありましたね。

特にメインヒロインにして唯一の攻略対象、与神ひよは文字通り神と言わざるを得ないでしょう。
もうね、今までプレイしてきた全ギャルゲーヒロインの中でも一番好きかもしれないですw
あれほど主人公に尽くすヒロインは未だかつて見たことがありません。


うぐぐ・・・ 確かに良キャラでしたね・・・ わたしなんか足元にも及ばないくらいに・・・
というか、尽くすキャラがお好みなんですかっっ!?


なんですかその形相はw
尽くすタイプと言うか、自分に合わせてくれるっていうのが魅力なんじゃないかと。
前回の商業作品レビューで取り上げた作品では合わせてくれるんじゃなくて、
こちらが合わせなければいけませんでしたからね・・・
それで辟易した、反動が出ているのかもw

ひよ以外にも、準メインの蘭や春告はもちろんルートを作って然るべき存在でしたし、
サブキャラになりますが青姉なんかは、個人的には好きなキャラです。
生徒会の若さんなんかも、もしマルチエンドのADVなら当然攻略対象でしょう。
その他、男性キャラも作りこまれており、「ただいるだけ」になっていないのはグッドです。

また、シリアスな本筋に挟む形でのSDキャラによるギャグシーンも、
適度に緊張感を和らげる点で一役買っていますね。


でも、ヨダ絵でしたっけ? あれには何とも言えないものが・・・^^;

だが、それがいいw 実はこの絵は初見ではないんです。
冬が舞台のとある商業作でも見たことがあるんですよね。
そちらはちょっと中断になってるんですが、
これから冬ですしきちんと消化したら記事にすると思います。


少し脱線しましたが、ここで難点も挙げてみましょうか。

まず既出ではありますが、実質的な攻略可能人物が1名ということ。
マルチエンドのバラエティに富んだルートをお求めの方には合いません。
これも上で述べた点かもしれませんが、学園が舞台と言うものの、
一通り読了すると学園物と呼べるかどうかも怪しいかもしれません。
このあたりは微妙にネタバレも絡みそうなので控えますが。

芸術家志望の集まる学園という環境が環境なので、現実感には乏しいと思われます。
よって、純粋に主人公に感情移入するというのは難しいかもしれません。
場面場面で、「この人物のこういう感情は自分にもあった」とか、
こういう感情移入の仕方になるでしょうね。


あと、日本に実在するとある伝説をもとにしているお話だったんですよね。
もちろんいろいろな要素を混ぜてはいるんですが、
完全にオリジナルな作品・創作物と言えるかは、判断がわかれそうです。
・・・まあ、シナリオがしっかりすぎるほどしっかりしていて整合性もとれているので、
些細な点と言えるでしょうけどね^^;


最後にシステム面。画面全体にエフェクトが出る場面が何回かあるんですが、
ものすごく重くなって文字がカクカクになってしまいます。
自分のPCのせいかもしれませんが、
それにしても今年5月に新品で購入したPCで重くなるのはちょっと異常でしょう。
エフェクトが出る場面以外は快適なんですけどね。


総評に移りましょう。
エモーショナルADVを謳っているだけあって、感動的なシナリオは秀逸。
グラフィックも綺麗で言うことはありません。
音楽も良いです。特に若さんのテーマは良い雰囲気を出しています。
主題歌ももちろん素晴らしい。というより、主題歌につられてこの作品に手を出したんですよね。
今年4月から7月にこのブログで発表したアニソンゲーソンランキングにも、
主題歌「紅葉」が53位で登場しています。
システム面はエフェクト関係で重いことがある以外は概ね良いでしょう。

何より一本道というのが特徴でしょうか。
しかし、それゆえに物語の筋、シナリオは強固でしっかりしています。
言い忘れていましたが、この作品は主人公も含めてフルボイス。
映画でも見るような感覚で、味わうことができる作品でしょう。
深い感動をお求めの方には、自信を持ってお勧めできる作品に仕上がっています。

というわけで、思いのほか長くなってしまいました。
要領の得ないレビューになってしまったかと思いますが、
適当に読み飛ばしつつ参考にして頂ければ幸いです。

本日もお付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

最近読んだ本など

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

いやー、ご無沙汰です。
先日は美波さんに間を埋めてもらっちゃいましたね。
ナイスフォロー助かりましたよーw


このブログのアシスタントとして、当然のことです(エッヘン)

おおうw 頼もしい限りですねw

さてさて、美波さんの記事にあった「秋ゲー」ですけど、先日読了いたしました。
中旬は間に合わなかったんですが、今日か明日には何とか記事にできそうです。
まあ、1本だけで2本目はまだまだなんですが;

そのしわ寄せで今月は一本もフリー作品のレビューが出来ない大ピンチw
短編の作品とかなら書けないことはないので出来たら書きたいんですが、
余裕がなかったら今月はお休みってことになるかもですね。寂しいですけど;


今年3月から、毎月数本以上は記事にしてきてましたからねー;;
まあ、その分時間のある時に更新頻度を高めれば^^


そうですねw

さて、今日はずいぶんと久々ですけど最近読んだ本について書こうかなと思います。
外出先で急に時間ができてしまった時なんかに、よく本屋や図書館で時間をつぶすんですよね。


外出先で時間ができるっていうのがよくわからないですが・・・^^;

まあ、そのあたりのツッコミはなしでw
で、本来ならラノベとかに挑戦してみたいところなんですが、
本屋に置いてあるのは立ち読みできないし、図書館にはほとんど置いてない!
ということで、一般書しか読んでないのです。

まずはこちら。


さよなら妖精 (創元推理文庫)さよなら妖精 (創元推理文庫)
(2006/06/10)
米澤 穂信

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読書についてこのブログで記事にするのは1年ぶり以上なんですが、その1年前はと言うと、
米澤穂信さんの「古典部シリーズ」について書いた覚えがあります。


こちらの記事ですね。
http://kenosuke636aisp.blog.fc2.com/blog-entry-67.html

懐かしいw

そこでもさらっと触れたんですが、最近もう一回読み直したんですよね。
そうすると、初読?の時とはまた違った印象になります。

「さよなら妖精」の舞台は、1990年代初頭の地方都市。
高校生の主人公とその友人の元に、突然異国の少女がやって来るところから始まります。
・・・あらすじを書こうと思ったんですが、ウィキペディアに立派にまとまったものがあるので引用w
「さよなら妖精」あらすじ

↑「あらすじ」は読んでも差し支えないですが、「結末」は未読の方は読まない方が良いかも。

1年前に「古典部シリーズ」と似ている、と評した作品なんですが、
なぜ似ているのかと言うと「日常の謎」的な要素があるからなんです。
全体としてみれば日常とは言い難いんですが、少女と主人公たちの交流の中で
ちょっとしたなぞなぞのような、軽いトリックが散りばめられているんです。
その様子が、「古典部シリーズ」っぽいんですよね。


思わず「なるほど!」と唸ってしまうような、練られた謎揃いでしたよね。

ええ。読みながら謎について考え、明かされる答えで納得する・・・
そういった流れを楽しめる方にぴったりです。

ただ、ハッピーエンドではない(ネタバレ防止のため白文字反転)ので、
その点は賛否が分かれるかもしれません。古典部シリーズとも異なる点ですね。


その他、こちらも読み直しました。


ボトルネック (新潮文庫)ボトルネック (新潮文庫)
(2009/09/29)
米澤 穂信

商品詳細を見る


「ボトルネック」は雰囲気がガラッと変わってSFです。
福井県の東尋坊から誤って転落した主人公は、気が付くと金沢市の自宅近くにおり、
とりあえず帰宅しようと自宅に向かうと、そこには存在しないはずの自分の姉がいて・・・
という感じ。要は、パラレルワールドということですね。



1年前の評価では、「鏡音リンの『炉心融解』のような絶望的な話」ということでしたけど、
再読してみていかがでしたか?


もし自分が生まれず、代わりに姉が生まれていたら、という世界に迷い込む主人公。
自分が生きていた世界と迷い込んだ世界を比較し、そのギャップに戸惑う姿が印象的です。
「自分さえ生まれていなければ、こんなに素晴らしい世界になっていたのか」
というのがこの作品の全体的な流れなので、やっぱり絶望的なのは変わりません。

なので、表面的に見れば、やっぱり全体としての評価や印象は変わらないんですけど、
その裏に隠されたメッセージに気付くか否かで色々な受け止め方ができそうに感じました。
んー 表現が難しいですね; 鬱っぽい展開に抵抗がなければ、読んでみるのが手っ取り早いでしょう。


なんと投げやりな・・・^^;

上に挙げた2作品とも、細部にわたって張られた伏線やトリックが素晴らしいです。
文章自体も固すぎて読みにくいということはないので、機会があれば触れてみてください。


米澤穂信さん以外の本も読んでいるんですよね?

はい。例えばこんなのとか。


冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)
(2007/08/11)
辻村 深月

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冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
(2007/08/11)
辻村 深月

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辻村深月さんの作品。聞いたことある、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


結構話題になってますよね。その辻村深月さんのデビュー作がこちらですね。

そうなんです。上下巻に分かれていて、しかも分厚いのでかなりの長編と言えます。
ですので読破に骨は折れますが、内容が充実していて読み応えがあります。

どんなお話かというと、一言で言えば高校を舞台にしたクローズドサークルものでしょうか。
ウィキペディアのあらすじが簡潔にまとまっているので転載しちゃいましょう(横着)
「冷たい校舎の時は止まる」あらすじ


登場人物が多いんですが、各人がそれぞれ問題を抱えていて、
その一つ一つがまた非常に繊細で、深く考えさせるものになっているんですよね。
それが読み応えとボリュームにつながっていたと思います。
少しぞっとするような章もあるので、ちょっと怖いかもしれませんけど;


全体的にぞっとする感じだと思いますけど・・・;;
ともかく、ミステリーとホラーの要素がありますね。


あらすじにもあった「自殺したクラスメイトが誰なのか」というのが全編通しての謎なんですが、
それはもちろんのこと、その他にも終盤にかけてあっと驚く展開が目白押し。
あの怒涛の種明かしはすごいの一言ですね。
しっかり読んでも、きっとミスリードにはまってしまうでしょう。


終盤に種明かしが待っている作品ってノベルゲームでもありますけど、
この小説もまさにそんな感じでしょうか?


小説なので選択肢とかはもちろんないですが、
作品の性質上、各登場人物にスポットが当たる仕組みになっているので、
まるでアドベンチャー形式のゲームをしているかのような・・・
と言うと大げさかもしれないですが、各人の心情をじっくり味わうことができます。

・・・まあ、百聞は一見に如かずとも言いますし、やっぱり読んでみるのが手っ取り早いでしょうかw


「二分冊の長編なんて読んでられっか!」って方には、こんなのもあります。


ツナグ (新潮文庫)ツナグ (新潮文庫)
(2012/08/27)
辻村 深月

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ふちなしのかがみ (角川文庫)ふちなしのかがみ (角川文庫)
(2012/06/22)
辻村 深月

商品詳細を見る



「ツナグ」は、死生観をテーマにした作品。長さは中編といったところでしょうか。
知らなかったんですが映画化もされたみたいですね。
死者と一度だけ再会することができるという、やっぱりSFっぽい作品なんですが、
各登場人物間のつながりや揺れる心情が、深い感動を掻き立てます。

「ふちなしのかがみ」は短編集。
怪談話やちょっと不思議な話をまとめたもので、こちらも少し怖い内容を含みますが、
各話を読み終えた後には何とも言えないものが残ります。
個人的には「八月の天変地異」という章が一番気に入りました。


「切ない系」でしたね。いかにもけんのすけさんが好きそうな・・・^^;

ですw
一話一話は短めで読み終えるのも楽だと思いますので、
手っ取り早さならこちらでしょうか。
感動をお求めなら「ツナグ」が良いかも。


他にも話題の作家で読んだものはあるんですが、今日はこのあたりにしておきましょうか。
久々の更新、そして久々に読書の記事をお送りしました。
この記事から巻き返しを図る・・・かどうかは分かりませんが、
また次の記事でお会いしましょう!
本日もお付き合いありがとうございました!

少々お待ちください・・・


皆様こんばんは。美波です。



えっ?けんのすけさんはどうしたのかですって?
それが、ちょっとここ最近忙しくて記事を書く時間もないそうなんです;



ですけど、10日以上も間が空くのはちょっと寂しいと思って・・・
僭越ながら、本日はわたしがお送りさせていただきます。



・・・と言っても、けんのすけさんの次回の記事の見通しくらいしか内容はないんですけどね^^;



けんのすけさんは、今は商業ゲームの方を2本くらい進めているみたいです。
秋が舞台の作品ですね。
上手くいけば今月中旬くらいに1本記事を書けるんじゃないかっていう話でした。
まあ、結局下旬になってしまいそうですけど;



ということで、フリーの作品にはあまり手が回っていないようです。
本当はこの季節に手を付けたい作品も複数あるそうなんですが、
如何せんやや長編の作品だそうで・・・ フリーゲームレビューの次回は未定のようですね;



同様に、二次創作なども未定のようです;
けんのすけさん曰く、「書きたいけど時間がない」だそうで・・・
そんなの言い訳じゃないの!ってわたしとしては思ってしまうんですけどね^^;



以上、短いですが今後の記事の予定?について、美波がお伝えしました。
次の記事をぜひお楽しみに♪
         
プロフィール

けんのすけ@アイスペ

Author:けんのすけ@アイスペ
○このブログについて○

・日記

・ノベルゲームやアドベンチャーゲームのレビュー

・その他音楽やソーシャルゲームなど

に関する記事を扱っていました。
2018年1月末日をもちまして、
記事の更新を終了させて頂きました。



○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
全体的には発表されたのが昔の作品が多めです。
ネタバレはできるだけしないようにしますが、無いとも限りませんのでご了承ください。
原則、フリーの作品は甘目、商業の作品は辛目のレビューになっています。

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