FC2ブログ

レビュー「PRETTY×CATION」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

ようやく、といった感じでしょうか。
商業作品を一つ終えることができましたので記事にしましょう。
今回取り上げるのは、今年5月くらいにブロともさんから紹介されたこちらの作品です。

「PRETTY×CATION」
ブランド:hibiki works

『PRETTY×CATION』を応援しています!
↑画像クリックで作品HPへ(18歳未満閲覧禁止要素を含みます)

この作品、一言で表現するなら、「惜しい作品」でしょうか。
全体的な概要や登場人物などはHPを参照していただきましょう。


4名のヒロインとの恋愛を楽しむ作品ですね。
惜しい、という話がありましたけど、まずは良かった点について挙げていきますか?


そうですね。
良かった点は何と言っても「プレイヤー(読者)」と「主人公」を上手に結びつけているところでしょう。
この作品の主人公にはデフォルトの名前というのが存在しません。
いきなり「あなたの名前、教えてほしいな」というメッセージが出て、
自分の名前を入力するところから始まります。
さらに、誕生日、血液型を始め、好きな科目や趣味など、自分のことについての質問項目も。
これには驚きましたね。


オンラインゲームにおける「アバター」ほどではないですけど、
実際の自分をある程度細かく反映させることができますからね。
この自由さは他に類を見ないと思います。
名前変更可能についても、デフォルトの名前から変更するタイプの作品がほとんどでしょうからね。
入力した名前に応じて、ヒロインが愛称で呼んでくれるというのも斬新だったのではないでしょうか。


ラブリーコール、というものですね。
ヒロインから自分への呼称を、数多くの呼称から自由に選ぶことができます。
もちろんボイスも呼称に対応します。


他にも、LINEに似たアプリ「CHAIN」でヒロインと細かに連絡をとる描写があったり、
歩きながら会話する場面を画面で上手に表現していたり、
まさに「恋愛の疑似体験」という雰囲気は出ていたのではないでしょうか。


そうですね。ヒロインとのふれあいの一場面を携帯で撮影する仕掛け?システム?は、
実際にゲーム内で撮影した写真をQRコードで自分の携帯に送ることもできるそうで。
また、作品の舞台が東京で、実在する地名や固有名詞も(多少のもじりはあるものの)登場します。
なので外観的なリアリティは非常に優れていますね。
特に東京になじみのある方なら、作品に入り込みやすいかもしれません。


携帯でメールのやり取りをしたり、歩きながら会話したりするのは「フレラバ」でもありましたね。
「フレラバ」とこの作品はいろいろと共通点があると思いますが、
外観的な面では「PRETTY×CATION」に軍配が上がるでしょうか。


もう一つ特徴的なのが、「アペンドシステム」と呼ばれる追加シナリオ。
本編終了後のアフターストーリー的なシナリオを、作品HPからパッチ形式でダウンロードできます。
今年5月から始まって、現在10月まで配信中。
12か月分続くということで、合計すると結構な分量になります。
こういうサービスも独特だと思いました。


一方で、惜しいと感じるのはシナリオ面とゲーム進行面です。
まずシナリオ面ですが、これがとてつもなく薄いんですよね。


その薄さを「アペンドシステム」がカバーしているという面もあるでしょうかね;

まあ、そうかもしれないですが・・・それにしてもです。
ルートに入って、ちょっと一緒に出掛けたりしただけで、「告白→OK→ベッドイry」という・・・
冗談抜きで「えっ? おいおい、マジで? もう?」ってなりました。
ゲーム内の期間にして、実に2週間少々。
全く面識のない状態からこれは・・・ちょっとありえません。
例えが変かもしれませんが、まるでカップ麺を食べているような感覚です。


か、カップ麺・・・;
なんという表現・・・;
でも、確かにこれといったイベントもないまま恋人になってしまっているルートが目立つでしょうか。
作品のコンセプトとしてHPには、「現実的な恋愛」というのがありました。
その現実的というのを重視して、あえて「いかにも」なイベントを避けたのかもしれませんが、
それがかえって恋人関係の成立を不自然にしてしまっているのは本末転倒ですね。


まあ、内容がたとえ薄くても、何か心に「訴えるもの」があれば許せるんですよ。
一つのテーマに沿って物語が進んで行って、最終的に問題が解決したりとか。
強いて言えばレーチェのシナリオなんかはわりとこういう傾向はあったと思いますが、
それでも展開の早さ・唐突さが目立ってしまい素直に楽しむことができません。
他3ルートはなおさらです。


けんのすけさんがいつもおっしゃっている「メッセージ性」でしょうか。
そういうのはかえってフリーの作品の方が洗練されている気がしますね。


そうなんです。フリーの作品は確かに短編の作品がほとんどですけど、
だからと言って必ずしも内容が薄い作品ばかりではないんです。
むしろ、簡潔に伝えたいことを表現している点で評価しうる作品が多いです。

「内容が薄い」と「簡潔」は一見似たような意味と捉えられがちですが、実は対照的なんですよね。
尺を伸ばそうとしてシナリオの本筋から外れた関係のない描写を混ぜたりするのは、
個人的にはかえって疑問に思ってしまいます。


そういえば、サブキャラなんかも全然用をなしていない感じがしましたね・・・
シナリオの根幹に関わってこないというか・・・;
ルートに入るまでが短いので出番がありませんし、
ルートに入ってからはひたすらヒロインとのやり取りに終始しています。
こういうところが「内容が薄いわりに冗長」という印象になってしまう原因でしょうか。


はい。例えばクラスメイトの男子2名のやり取りなんか、どうでもいいものばかりで萎えます。
笑わせようとしていると思われる場面もはっきり言って寒いだけ。
変にキャラの濃い教員陣にしても同じです。


うわあ、手厳しいですね;
では、ゲーム進行面の惜しい点というのはどういうところでしょう。


この作品、序盤の選択肢でルート分岐した後は、
原則1日2回の行動パートで街中の店やスポットで手に入れるアイテムを選択することで
「体力」や「魅力」といった自分の基本ステータスや
「サブカル」「映画」「アウトドア」といった自分の素養のステータスを高めていく段階に推移します。
各ヒロインにはそれぞれ趣味や嗜好があり、
攻略に当たってはヒロインに合わせた行動が求められる、というわけです。

・・・と書くと、非常によくできたシステムのように見えるんですが、
実際には作業プレイに終始します。
その作業プレイを放棄し、好き勝手に行動するとバッドエンドが待っています。
例えば、ゲーム好きなキャラを攻略するには、
とにかくUFOキャッチャーに通い詰めないといけない・・・とかですね。
自由に行動できるはずのシステムが、逆にプレイヤーを縛っているというのは皮肉なものです。


自由に行動できるシステムと言えば、「フレラバ」の自由会話パートもそんな感じでしたが、
どうやら似て非なるもののようですね?;


はい。あちらは自由に話題を選んで会話するんですが、
少しくらい「バッドコミュニケーション」があったところで攻略に支障はありません。
ヒロインがどうとか関係なしに自分の好きな話題を選ぶことができたわけです。
しかし、この作品では自分がヒロインに合わせなければなりません。
ただでさえ現実世界の理不尽な女性に振り回され・・・いや、何も言うまいw
とにかく、ゲームの中でも相手に合わせなければならない窮屈さと言ったらありません。

それに、アイテムを選んだらそれに応じた小話が入るのかと思えば、そんなこともなく。
ただ手に入れたアイテムと上昇したステータスが表示されて終わりという素っ気なさ。
これを作業プレイと言わずして何と言うのでしょう。


おおう・・・ 合わせなければならない窮屈さはともかく、
小町先生ルート以外はそれぞれ、
「サブカル」「映画」「戦国武将」に関するコアな情報が登場しますから、
そういった知識がないと全然楽しめないかもしれませんよね。
これも「現実的」を意識したものかもしれませんが、配慮が足りない気がしました。


知識があるプレイヤーならすごく楽しめるんでしょうけどねー;
同様に東京が舞台で、東京に実在するスポットが多数登場するため、
東京に何のゆかりもない方だと、物語に入りこんで臨場感を味わうことは難しいでしょう。


こんなところでしょうか。
良くも悪くも18禁恋愛アドベンチャーですので、恋人になってからの描写は確かに濃いです。
しかし、愛がなければ意味がない、ではありませんけど、
恋人になるまでの過程がなければ、満足感を得ることはできません。
「フレラバ」のように、親密度が深まる描写をもう少し重視すべきでした。

音楽やCGは特に言うことはありません。
CGはさすがに綺麗でしたが、
「現実的」を謳っているのに咲良以外は胸が「非現実的」な大きさな気がするのは私だけでしょうかw

作品の外観は非常に良いです。それは認めます。
シナリオや進行面が伴えば素晴らしい作品になる要素があった分、
全体として惜しいという評価になってしまいました。
でもまあ、たまにはこういう作品もありなのでしょうかね。
プレイヤーを作品に上手く溶け込ませている「PRETTY×CATION」をご紹介しました。


さて、商業ゲームレビューは2か月も空いてしまったんですね。
秋にレビューしたい作品はまだまだあるので、11月こそは複数記事を書きたいです。
それでは、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
スポンサーサイト

レビュー「DANA GARDEN」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

今日も今日とてフリーゲームレビュー;
本日取り上げるのは、「メタギャルゲー」を謳うこちらの作品です。

「DANA GARDEN」
制作者:くらげのかえり道


↑画像クリックで作品HPへ


一見普通の恋愛アドベンチャーって感じの作品でしたよね。

そうですね。攻略可能ヒロインが複数いるので何周かプレイすることになりますが、
1回や2回プレイしただけだと「何これ?;」という感想しか出てこないと思います。
ですが、最後に開放されるTRUEエンドを見ると、印象がガラッと変わるんですよね。
そういった仕掛けが巧みな作品でした。

あらすじとかがまだでしたね;
たまには?作品HPから引用してみましょうか。

季節は冬。
主人公の神庭読(かんばよみ)は箱居町に越してきたばかりの高校二年生。

読は新しく通う高校で運動神経抜群の金井作楽(かないさくら)、
おっとり系の三河夕凪(みかわゆうな)、
人見知りの後輩根国真音(ねくにまいん)、
謎めいた存在のメルなど、様々な少女たちと出会う。

しかし、彼女たちはそれぞれが秘密を抱えているようで……。


・・・以上、作品HPから引用。


主な登場人物も、上のあらすじに登場する主人公+4名のヒロインといったところですね。

先ほど触れたとおり、一見普通の恋愛アドベンチャーです。
しかも、展開が早くあっという間に1周終わってしまいます。
で、「どこが『メタギャルゲー』なんだ?」という感想を抱き始めるころにTRUEが開放され、
物語全体の謎が収束を見る形になります。


さすがのわたしも最初は、なんと薄っぺらなお話なんだろう・・・と思ってしまいました;
ありきたり・描写不足・心情根拠不明確と三拍子そろった感じで・・・


ですよねーw
だからこそ、最後の最後でTRUEを見た時に・・・その変わりように感心してしまいます。
中途半端で薄っぺらかった既出ルートを一気につないでまとめ上げるTRUEを読めば、
きっと「一本取られた!」となること請け合いです。


むしろ、TRUEを際立たせるために、
わざとTRUEの前までをあっさりさせたのかと勘繰りたくなるくらいでした。


実際ありそうで困るw まあ作者さんに聞いてみないと分かりませんけど;

3周目までははっきり言って期待できる品質ではありません。
特に作楽ルートの唐突なあれには唖然。他2ルートも五十歩百歩です。
なので、それで嫌になってしまう可能性が無きにしも非ずでしょうか。
その分をTRUEがしっかり挽回しますので、ぜひ我慢してオールクリアを目指したいところです。


そのTRUEなんですけど・・・確かに見事ではあるんですが、「アレ」に似てませんでした・・・?

ああ、「あの作品」ですねw
作品名を挙げると完全にネタバレなので伏せますが、
とある商業作品とだけ言っておきますw
TRUEの結末が見えた瞬間、「あれかーw」と思いましたw

で、確かにTRUEでストーリーの収束は見られますが、
やはりそれを含めてもボリューム不足の感が否めません。
TRUE前3ルートは言うに及ばず、TRUEを含めても内容的に薄いんです。
もう少し各ルート厚みを持たせて、またTRUE前3ルートにTRUEへの伏線が用意されていれば、
また違った印象になったでしょう。


3ルートに伏線がほとんどないのは、TRUEでのどんでん返しを強調するためではないでしょうかね。
ほら、けんのすけさんの好きな「ギャップ」ですよ^^;
でも、そのせいでTRUEでのあの結末にやや唐突感が出てしまっているのは、
ちょっともったいない感じでしょうか・・・


いろいろと書きましたが、登場キャラは概ね可愛らしく好感が持てます。
随所にある選択肢で分岐し3ルート、全て終えるとTRUEが開放されます。
何度も言っていますがこの作品の真骨頂はTRUEにあります。
オールクリアしなければ意味がない作品と言っても過言ではありません。
プレイ時間は全部で1時間~1時間半程度でしょうか。
CGは立ち絵に一枚絵も多く、品質もフリー作品ならこんなものでしょう。
音楽・システム面も特に言うことはありません。

最初の3ルートはシナリオの質も相まって苦痛に感じるかもしれませんが、
ぜひその先のTRUEまでたどり着いてほしい作品です。
その結末を見れば、やはり「メタギャルゲー」だったと納得できるでしょう。
あの工夫には唸らされます。最後にあっと驚く仕掛けが見たい方にはお勧めできますね。
気になった方は、ぜひプレイしてみてください。

「DANA GARDEN」のレビューをお送りしました。
どうしてもフリー作品中心になってますが、終える目途がついた商業作品が3つくらいあるので、
なんとか今月中にいくつか記事にしたいところです・・・
ともあれ、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「ユーマを抱きしめて」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

なかなか更新ペースが上がりません;
どちらかというと商業ゲーを重点的にプレイしないとなんですけどね・・・

とりあえず今日もフリー作品のレビューです。
ご紹介するのは綺麗なグラフィックが目を引くこちらの作品。

「ユーマを抱きしめて」
制作者:UHMA Project

ユーマを抱きしめて
↑画像クリックで作品HPへ


グラフィックもなんですけど、全体的に完成度の高さが際立ってましたよね。
フルボイスというのも高ポイントではないでしょうか。


そうですね。OPムービーなんかも手が込んでいました。
あらすじや登場人物は公式HPを参照していただきましょうか。
一言で言うと、不治の病のため普通と異なる体質であることから
他人を拒絶し続けている少女・永宮玲奈が、
クラスメイトとの交流を通して少しずつ心を開いていく、というお話です。


登場人物は主人公の玲奈に、学校関連ではクラスメイトの前原由貴、
由貴の親友の池田亜弥、学級委員長の藤崎勇也。
他にも要所で登場する人物が数名、といったところでしょうか。


この作品は、いきなり何とも言えない寂寥とした雰囲気から始まります。
それが読者の「続きが気になる」という意識を上手に掻き立てていると思いました。
冒頭から物語に入っていきにくい作品も多い中で、掴みはばっちりでしたね。


いくつかの章に分かれていて、それぞれで視点が転換するんですよね。
少しずつ核心に迫っていく、その過程の描き方が上手だったでしょうか。


玲奈の変化、というのが大きなテーマですから、それに忠実に沿った展開だったのは
物語の分かりやすさの点からも良かったと言えるでしょう。
章毎の節目節目では感動的な場面も設けられ、読者の涙を誘います。

シナリオの方も外観に劣らずしっかり作られており、
特に中盤までは楽しんで読んでいくことができました。
各登場人物の心情の変化なども、割と共感できるものが多かったと思います。

しかし、終盤にかけては少し説得力に欠く描写が連続するでしょうか。
中盤にかけて丁寧に作りこまれていた分、
ラスト付近の展開の早さやいわゆる「ご都合主義感」が目につく結果になってしまいました。


んー。でも、ラストを綺麗にまとめるためにやむを得ない感じはしましたけどね。
確かに相対的に見れば終盤やや駆け足なんですけど、
そのスピード感のまま綺麗なラストに持っていっていますから、
気にならない方なら大丈夫なのではないでしょうか。


まあ、そうですね。
あと、作品の性質上仕方のないことなんですが、どうしても「フィクション感」がぬぐえません。
作品の一つの核となる「UHMA」についても、ラストのあの出来事についても、
どうも非現実的なものに思えてしまって素直に感情移入できないんですよね。
とは言うものの、グラフィックを含めた外観が「それっぽい」感じですので、
雰囲気にマッチしたお話・・・といえばそれまでなんですけどね。

プレイ時間は3~4時間程度。選択肢や分岐はありません。
グラフィックは立ち絵・イベント絵ともに非常に高いクオリティです。一見の価値あり。
音楽もオリジナルで、高品質のものが使われています。
例によって落ち着いた曲調の曲が個人的には良かったですね。
作品HPに使用楽曲が視聴できるページもあるので、聴いてみてもいいかもです。
システム面も問題ありません。

グラフィックやボイス、音楽といった外観ならば間違いなくフリーの域を超えています。
シナリオについてもあれこれ書きましたが、普通に楽しむ分には十分及第点です。
ラストは綺麗で、感動する要素もありますよ。
気になった方はお手に取ってみてください。

というわけで、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「Begin with you!」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

相変わらずの忙しさ。そんな中で日曜月曜は比較的時間があったつもりだったんですが、
書こうと思っていた二次創作が進まず・・・結局作品をちょこちょこっとプレイするにとどまりました;
あれですね、「前作よりも上手く書こう」と思った途端にダメになりますね。


9月にあげた二次創作作品は、その場の勢いみたいな感じでしたっけ?
やっぱり、気負い過ぎが良くないんだと思います。
力を抜いて、変なこだわりなんて捨てて書けばいいのではないでしょうか。
ガンバですよ♪


というわけで二次創作はちょっと凍結しますが、
とりあえずプレイし終えたフリー作品を少しずつレビューしていきましょう。

「Begin with you!」
制作者:あいはらまひろ

↑画像クリックで作品HPへ


これは、先日このブログと相互リンク?したあいはらまひろさんの作品ですね。

そうなんです。あいはらまひろさんのサイトには
2か月も前からリンクしてくださっていたのにも関わらず、
私の方は作品ページばかりに目が行って、全然気づいていなかったんですよね;


それで慌てて右側のメニューにバナー付きでリンクを設置したんですよね。
色々な作品を公開しているだけでなく、ノベルゲームに関する考察なども詳しいサイトなので、
ぜひお立ち寄り下さい♪


作品のレビューに戻りましょう。
登場人物やあらすじは、作品HPの方に譲りましょうか。
浪人予備校生の主人公と4名のヒロインが織り成す恋愛アドベンチャーです。
時期としては10月から来年の春まで。


あいはらまひろさんの作品で「Beyond the summer」という作品がありましたよね。
そちらの作品も4名のヒロインが登場する恋愛アドベンチャー形式だったと思います。


そうでしたね。
今回の作品は、その「Beyond the summer」をバージョンアップさせた感じと言って
差し支えないと思います。

あいはらまひろさんの作品を取り上げるのは3回目ですが、
整った読みやすい文章は健在。
読んでいて疲れないので安心です。


しっかりとしたメッセージ性も変わらずだったと思います。
4つのルートそれぞれで、
異なったメッセージ性を表現しているのは素晴らしいのではないでしょうか。


全くその通りですね。
ルート分岐するマルチエンドの作品と言うと、
キャラクターの特色を差別化することでルートの差別化を図る印象が強いのですが、
あいはらまひろさんの作品は「このルートではこのことを伝えたい」という
メッセージ性が先にある感じがします。
なので、伝えたいことが各ルートで明瞭なんですよね。
それに伴ってすっきりした読後感や綺麗なラストが生み出されていると思います。

もちろん、キャラもそれぞれ上手に味付けがされており、
筋が通っていると言うんでしょうか。
「どんなキャラなのか」というのが最後までぶれないのが良かったですね。


気に入ったキャラやルートはありましたか?

そうですね、個人的には恭子ルートでしょうか。
恭子の趣味である写真を題材に、

「人はお互いに完璧には理解しあえない。
でもだからこそ、あたしは世界をこんな風に見ているんだよって、誰かに伝えたい」


という主張が展開される場面があるのですが、それが非常に共感できて。
画面の前で何度もうなずいてしまいました。
自分自身、そう思うことは結構多くて、
ブログをやるにしても、文章を書くにしても、そういう思いが根底にあるんですよね。
その反面、「理解してもらえないならそれでいいや」という投げやりな考えも無きにしも非ずなんですがw


わたしはひろみさんルートでしょうかね。
キャッチボールのシーンなんか、すごく共感できました。
お互いをフォローできるような関係・・・憧れます><
クリスマス会のシーンやラストも綺麗でした♪


どのルートにも何度か山場があり、その度に目頭が熱く・・・
ラストは全ルート綺麗でしたね。

そうだ。綺麗と言えば、背景画像がすごく良かったです。
夕焼けの海などの文字通り綺麗な画像はもちろんなんですが、
文章を補足する役割を忠実に担う街中の画像なんかも、味があって好きですね。


この作品、ばっちり恋愛を扱うんですが、ありがちな唐突さや展開の早さは感じませんでした。
強いて言えば奈緒ルートとひろみさんルートですけど、
互いの関係を強めるような出来事が豊富なので説得力の点も問題ないです。

もう一つ特筆すべき点があるんですが、ネタバレになりそうなので白文字反転しておきます。

それは、4名のヒロイン攻略後に、妹の比奈子のシナリオが用意されていることです。
メインヒロインに負けず劣らず出番が多く、しかもとても良いキャラなので
途中から「比奈子を攻略させろ~!」という思いがw
なので、2つ目のあとがきを読んだときは冗談抜きで「おおお~!」と唸ってしまいました。
内容の方も自分好みで、とても楽しめましたね。
改めて比奈子が好きになりましたw


白文字反転はここまでです。

プレイ時間は1ルート1~2時間程度、全ルートにおまけも加えると5~6時間といったところでしょうか。
メインヒロインのルートにはノーマルエンドとハッピーエンドの2種類が用意されていますが、
選択肢をしっかり選んでいけばハッピーエンドにたどり着けるでしょう。
CGは立ち絵はなく背景画像のみですが、
前述のとおり作品を引き立てる役割を存分に担っています。
音楽も素材からの選曲ながら、良曲が数多く登場していて言うことありません。


システム面も充実していましたよね。

既読スキップなどはもちろん、おまけモードの工夫や多彩さには毎回驚かされますね。
後書きに、サイドストーリーに、音楽鑑賞モードに。
今回も楽しむことができました。
主人公の名前が任意なのも、感情移入のしやすさに一役買っています。

およそ半年の長いスパンで描く分岐式の恋愛ノベル。
シナリオの完成度もさることながら、それぞれのルートに込められたメッセージ性が見どころ。
その他嬉しい機能や音楽・画像要素も充実しています。
何より、読み終わった後に清々しい気持ちになれるのが良いですね。
自信を持ってお勧めできます。気になった方は是非!

というわけで、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「夏仕舞冬支度」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

月火水と立て込んでまして、こちらの方ストップしてました;
すいません;


まあ、時間のある時にじっくりで良いのではないでしょうか?
けんのすけさんとあまり会えないのは寂しいですけど・・・


とりあえず、10月にプレイしたかったこちらの作品をレビューしましょう。

「夏仕舞冬支度」
制作者:ヲサカナソフト

↑画像クリックで作品HPへ

3月くらいに8名の作者さんによる合作?である「エイト・ストーリーズ」という作品をレビューしました。
そのレビューの中で

>「この物語の作者さんは、他にどんな作品を発表してるんだろう?」と、
関連するノベルゲームに手を出すきっかけになるかもしれませんね。


とか書いているのにもかかわらず、肝心の私があんまり手を出していないという結果にw
というわけで、今回手を出してみました。


ようやく・・・といった感じでしょうか。
それにしてもこのタイトル、まさに今の時期にぴったりですね。


はい、作品は10月から始まります。
あいはらまひろさんの「夏色のコントラスト」や
NaGISAさんの「弥生桜の空に笑え!」といった作品をご紹介したことがあるんですが、
こちらの「夏仕舞冬支度」も同様に、月ごとの短編連作企画から生まれた作品だそうです。

あっ、あらすじとかまだでしたね。
主人公の白洲権兵衛は、ドラッグストアのアルバイト店員。
しかし仕事にてミスをしてしまった権兵衛は、「資材部」という部署に異動することに。
そこには同い年で既に「部長代理」という役職に就いている黒川さやかという女性がいて・・・
彼女の手伝いをしようとするもにべもなく断られる権兵衛。
2人はこれからどうなるのでしょうか・・・という感じで始まります。


ほとんど権兵衛とさやかの2名のやり取りで進みますよね。
他にはドラッグストアの関係者が数名端役で登場するくらいでしょうか。


そうなんですけど、かなりの割合を権兵衛の思考モノローグが占めるでしょう。
この作品はどういう作品かというと、いわゆる「考えさせられる作品」にあたります。
「生きることと働くことの関係」とか「対価を得ることと自分が満たされることの不一致」のような
ある種哲学的なことも扱っているのではないかと思います。


突き詰めて考えると難しい問題ばかりでしたね;
でも、不思議と読み進めるのが大変には感じませんでした。


「考えさせられる作品」って、シナリオが暗かったり重かったり、
また読んで得るものはあるんですが、あまり面白くない場合が多いんですよね。
ですが、こちらの作品はそういったネガティブな要素を感じさせないつくりになっていました。
というのも、文章がよく練られていてつい次々と読み進めてしまうというのに加え、
権兵衛とさやかの会話ややり取りの描写がなかなか面白いんです。
「考えさせられる」問題点が、主に権兵衛とさやかの対比で成り立っている面も
読みやすさに一役買っているでしょうか。


あら? てっきりああいう展開は、けんのすけさんの嫌う感じかと思いましたが・・・

あー 確かに・・・ 「ああいう展開」というのは後ほど書きましょうかw

この作品でもう一つ特筆すべきなのは、その伏線。
プレイを開始して物語が始まると、何やら右上に短歌のような短文が。
それが作中幾度となく登場するんですよね。短歌じゃないのもあります。
なかなか上手だなぁと思いながらプレイしていたんですが、
この仕掛けにも意外な理由が隠されていてさらに感心してしまいました。
その他にも、ちょっとした伏線がそこかしこに張られており、お見事でした。


考えさせられる作品ではあるんですが、
「考えさせられる」一辺倒にならないという点が良かったでしょうか。
楽しませる要素や、シナリオ以外での工夫も作品を引き立てている印象があります。



さて、気になった点ですが、まず問題点やテーマを詰め込み過ぎた感が少々。
文章の上手さのお蔭で確かに読むのが大変ではないんですが、
如何せん問題点が多岐にわたりすぎています。
一番言いたかったことは最後に一言まとめられてはいますが、
そこへ行きつくまでの流れのようなものが、蛇行しているようなイメージでしょうか。


一つ一つの課題がどれも深いもので、メインテーマになりうるものですから、
そういうのがいくつも・・・となると、お腹いっぱいになってしまう感じでしょうかね;


また、さやかの態度や心情がジェットコースターのごとく移り変わります。
それはそれで良いのかもしれませんが、
ちょっと拍子抜け感や置いてけぼり感のようなものがありそうです。


うーん、そういった心情の移り変わりにもきちんと理由があることを考えると
一概に否定はできないと思いますよ?;
それに乱高下があるのは中盤までですし・・・


まあ、そういったのを抜きにしても、
権兵衛とさやかの関係進展速度には疑問を呈せざるを得ません。
・・・と言いたいところですけど、これも理由があると言えばあるので、一概にはry

でも、なんて言うんでしょう。「考えさせられる」が中心の作品ですから、
あんまり進展具合には触れなくても良かったのではないでしょうか。
「それっぽい雰囲気」だけで十分じゃないかなーと;
付かず離れず、っていうのがやっぱり一番ですよw


プレイ時間は1時間半~2時間程度。選択肢や分岐はありません。
CGは立ち絵に、随所で一枚絵。クオリティはかなり高かったと思います。綺麗でした。
音楽はオリジナル。格調高い、センスの良い曲が使われています。
システム面も不自由ありません。快適にプレイできます。


「弥生桜の空に笑え!」「夏色のコントラスト」がともに短編でしたので、
こちらも短編かと思いきや、意外とボリュームありましたね。


でしたねー
単独公開用に加筆してこのボリュームなんでしょうね。

考えさせられる要素と読み進める楽しさを兼ね備えた稀有な作品に仕上がっています。
難点をいろいろ挙げはしましたが、それらを差し引いても十分に満足の品質です。
何より散りばめられた仕掛けの数々、深いテーマ性が見どころ。
興味をお持ちになりましたら、ぜひお手に取ってみてください。

ではでは、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「Fizz」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!

レビューを続けていきましょう。
本日ご紹介するのはこちらの作品です。

「Fizz」
制作者:六神合体


↑画像クリックで作品HPへ

主人公の「時逆零(ときさかれい)」は自殺の名所にて飛び降りようとしますが、
幽霊の少女「幽(ゆう)」に出会い、引き留められます。
ところがそこで急な突風が吹き・・・気が付くと見知らぬ少女の部屋に。
どうやら幽霊になってしまったらしい零。
なし崩し的に、「藍敷(あいしき)」と名乗るその少女の悩み解決を手助けすることになりますが・・・

こんな感じで始まります。
こう書くと突飛に感じますけど、不思議と設定上の不自然さみたいなのはありませんでした。


登場人物は上記3名に加え、少女(藍敷)の学校でのクラスメイトが多数登場しますね。

この作品は、冒頭からテンションが高かったですねー
テンポが良いと言いますか、良すぎてついていけないほどでした。
しかし、中盤に差し掛かる頃には落ち着いてきたような気がします。


ノリが良い感じで進んでいきますよね。
ですけど、実はけっこう深刻な題材を扱っているのではないでしょうか。


そうですね。「スクールカースト」とでも言いましょうか。
学校特有の問題がテーマになっています。


藍敷はどこのグループにも属すことができず一人ぼっちだったんですよね。
その藍敷が零の力を借りて友達を作っていく、というのが大部分の流れだったと思います。


最初はものすごく内向的で消極的だった藍敷が、
友達を作っていく過程で成長していく、その様子がなかなか痛快でした。
読んでいて「おおー やるなー」と思わず感心してしまいます。


でもこの作品で一番上手なのは、ラストのオチですよね。

はい。序盤のドタバタから主人公が幽霊になるというトンデモ展開を経て、
藍敷の友達作りという路線で落ち着きますが、
それが一区切りつくころに、物語は意外な結末を迎えます。
そのオチが見事の一言。
一時間足らずの尺なのに、しっかりとした起伏を感じることができます。


「例えばあなたの名前ひとつ取っても、意味がある」
冒頭に登場する文言ですけど、これも最後で綺麗に繋がって上手でしたね。


この綺麗なラストは、ぜひプレイしてお確かめください。


さて、気になった点は、やはり序盤の嵐のようなテンポ。
ちょっと取り残される感が無きにしも非ずです。


そのあたりは感じ方に個人差ありそうですけどね;

そうですね。ついていける方なら問題ないでしょう。
あと、藍敷の成長はこの作品の見どころなんですけど、
いかんせん展開がコロコロ進むので、早いと感じてしまうでしょうか。


藍敷が急に頼もしくなりますよね。
もうちょっと、一つ一つの段階をゆっくりめにするか、
出来事を絞ってその分丁寧に描写すると、そういった唐突さは解消されるかもしれませんね。


とは言うものの、
テンポの良さや描写の簡潔さが作品の良さを引き立てている面がありますので
一概に指摘できないですけどね。


プレイ時間は40~50分程度。選択肢はなく分岐もありません。
グラフィックは立ち絵のみ。可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。
音楽も素材からの選曲で、特に言うことはありませんね。
システム面も特に問題なしです。


藍敷と零の織りなすクラスメイト攻略?と、あっと驚くラストが見どころの作品です。
少し粗は目立つかもしれませんが、
スクールカースト的なテーマに興味のある方、ラストで「おおっ」となりたい方にはお勧めです。
合いそうだと思った方は、ぜひプレイしてみてください。

ではでは、そろそろこのあたりで。本日もお付き合いありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!

気軽に音ゲーが遊べるサイト「Any Beats」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!


本当はお盆あたりにあげる予定だった記事なんですけど、気が付いたら下書きのまま埋まってましたw
なので今日はちょっとレビューはお休みしまして、サイトのご紹介を。
記事のタイトルにあるとおり、気軽に音楽ゲームを楽しめるサイトです。

「Any Beats」
http://www.anybeats.jp/

手持ちのmp3音楽ファイルで様々なゲームをプレイできます。
実はサイトを知ったのは結構前なんですよね。
このブログを開設した前後ですから、3年前くらいでしょうか。


「Any Beats」自体が2011年6月開始ということですから、
開始されてからすぐお知りになったんですね。


そういうことになりますかね。
オープンしてから機能が拡張されたり、品質が向上したりで、
3年前とは比べ物にならないほど便利なサイトになっています。


当初は「シンプル」というコンテンツしかなかったんですよね?

ええ。そしてその「シンプル」も、サイトの方の譜面自動生成の精度?が今一つということで
遊びにくいというか、少なくとも楽しく遊べるという状況ではなかった覚えがあります。

それが今では、4種類にコンテンツが増え、精度も向上したので楽しみやすくなっています。


なにより、「気軽」というのがこのサイトの素晴らしいところですよね。

そうなんです。お手持ちのmp3音楽ファイルを読み込ませるだけでゲームを楽しめます。
用意するのは好きなmp3ファイルだけ。
他には一切の手間がありません。


「stepmania」という有名な音楽ゲームがありますけど、
導入が大変なのと、譜面をいちいち調達して適切なフォルダに置くという作業がありましたよね;


しかも、譜面が公開されている音楽というのは意外と限られます。
有名なアニソンとかゲーソンなら大体見つかりますが、
マイナーな音楽では譜面が見つからないことも多いんですよね。
やっと見つけたところで難易度が合わずに自分の手に負えなかったりするとがっかりです。

この「Any Beats」ではそれらの問題が一発解消。
あらゆる音楽ファイルが音楽ゲームに早変わり。
アニソンゲーソンはもちろん、クラシックからJ-POPまで全部音ゲーになっちゃいますw
さすがに経験豊富な譜面作者の方が作った譜面には及ばないかもしれませんが、
譜面自動生成の精度も向上して遜色ないほどにはなっていると思います。


設定の変更など、自由なのもいいですよね。
「stepmania」も変更できるんでしょうけど、例によって手間がかかったりしますし;


何より、「どんなmp3でも大丈夫」というのが魅力でしょうね。
また、一般的な音ゲーとされる「シンプル」以外にもタイプの違った音ゲーが楽しめます。
さらに、ボーカル付きの音楽なら「カラオケ」も出来ちゃうんです。


家で歌うのはちょっとアレかと;

でも、慣れればどうってことなry
まあともかく、ボイスキャンセル機能も優秀で採点機能もあるので、
私はカラオケ店に行く必要がなくなりましたw


とりあえず、ざっとご紹介でした。たまには読むゲームの話題を離れるのもいいですね。
まずはお気軽にサイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。
音ゲー好きな方ならすぐに楽しめるでしょうし、
そうでない方でも使い方の説明を見るうちに遊びたくなるかもしれません。


ではでは、今日はこのあたりで。お付き合いありがとうございました。
二次創作も再開したいし、レビューもしたい・・・いろいろしたいことがいっぱいw
また次の記事でお会いしましょう!

レビュー「さよなら C.C Summer Days」

皆様こんばんはーけんのすけです。


美波です!


今日から10月ですね。1年の4分の3が過ぎたと考えると、本当に早く感じますね。

とりあえず、本日もフリーの作品をレビューしていきましょう。
ご紹介するのはこちらの作品です。

「さよなら C.C Summer Days」
制作者:ヨーグルシンジケート

↑画像クリックで作品HPへ

身体の弱い妹のために医者になった兄。
その兄妹や周囲を取り巻く様々な人々を描いていく作品です。
込められたメッセージ性と、深い心情描写が見どころでした。
概要はこんな感じ。登場人物は作品HPを参照していただきましょう。


冒頭は「あれっ?」って感じでしたよね。
視点がその兄でも妹でもありませんから。


はい。この作品、流れとしては冒頭の女性視点から始まり、
長い長い兄妹の回想を経て、フィナーレに向かう形なんですよね。
色々な視点をつなぐ形で物語は進みます。


ストーリーの要としては、やはり回想部分ですよね。

むしろ回想を除いた部分はおまけのような感が無きにしも非ずw
ともあれ、兄と妹、それぞれの想いを深く描き出している回想部分がとにかく感動的なんです。
そしてとても綺麗なんですよね。
兄が妹を、妹が兄を、それぞれ大切にしている気持ちがあふれんばかりに伝わってきます。
自分は一人っ子なんですが、
もし兄弟や姉妹がいたらどんな風なのか想像することも時々あるんですよね。
そんな時、この作品に描かれているような関係だったら素晴らしいな、ともうs・・・ゲフンゲフン


(じとーっ)
でも、本当に仲の良い、強い信頼関係で結ばれた兄妹でしたよね。


まあ、身も蓋もない表現をするなら「シスコン・ブラコン」ってことになるかもしれないですが、
確かにお茶らけた雰囲気もないわけではないんですけど、
それ以上にシナリオの組み立て方が綺麗で感動的でした。

信頼関係っていうのはこの作品のテーマの一つですね。
作者さんの言いたいことも、ここにあるのではないでしょうか。
兄妹での闘病生活という題材を絡ませ、分かりやすく、しかし深く表現しています。
すれ違いを経て再び信頼関係を強めあう兄妹の姿には、目頭が熱くなりましたね。

兄弟や姉妹に限らず、強い信頼関係って憧れます。
互いに護り、護られ、支え、支えられ・・・
いつか私にも、そんな大切な存在ができたらいいなーと。


ニコー^^

ん? どうしました美波さん? そんなにニコニコして。


ニコニコー^^

・・・???


うう・・・ぐすん。どうせわたしなんてゴニョゴニョ・・・

おおう、なんかよくわかりませんが不興を買ってしまった・・・のか!?;;

この作品、先ほども触れたとおり中盤がほぼ回想で占められます。
ですので、序盤から回想に入るあたりは視点が二転三転し、
やや物語に入りこみにくい部分もあるかもしれませんね。
ですが、序盤と終盤でシナリオは綺麗につながります。
それがまた見事なんですよね。


プレイ時間は2~3時間程度でしょうか。
選択肢が数か所あり、バッドエンドもありますがあまり気にしなくても大丈夫でしょう。
一通りクリアすると、アッーな()描写などが加わったおまけモードが開放されます。
まあ、これも気にしなくても大丈夫ですw

CGは立ち絵に一枚絵も結構あります。ちょっと癖のある感じかもしれないですが悪くありません。
音楽も無難な選曲で特に言うことはありませんね。
システムも主要な機能は取り揃えられており快適にプレイできます。
後書きでは、作者さんが作品に込めた思いを読むことができます。
いやー言いえて妙なことが書かれていて非常に納得してしまいましたw
内容は・・・ぜひ作品をプレイして確認して下さいw


とまあ、ちょっと羽目を外しすぎな表現も多いんですが、
それ以上に大筋のシナリオがしっかりとしており、十分に満足できる作品です。
美しい兄妹の形、そして込められた深い想いを、ぜひご自身の目でお確かめください。
特に『妹分が不足している方』にはお勧めですよ!w




さて、ここからは頂きました拍手コメントのお礼を記載したいと思います。
続きを読む
         
プロフィール

けんのすけ@アイスペ

Author:けんのすけ@アイスペ
○このブログについて○

・日記

・ノベルゲームやアドベンチャーゲームのレビュー

・その他音楽やソーシャルゲームなど

に関する記事を扱っていました。
2018年1月末日をもちまして、
記事の更新を終了させて頂きました。



○ゲームのレビューについて○

フリー・商業問わず感想などを記事にしています。
全体的には発表されたのが昔の作品が多めです。
ネタバレはできるだけしないようにしますが、無いとも限りませんのでご了承ください。
原則、フリーの作品は甘目、商業の作品は辛目のレビューになっています。

カレンダー

09 | 2014/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

カウンター

毎度御訪問ありがとうございます。 あなたは

番目の訪問者様です。

メールフォーム

けんのすけ宛てにメッセージを送ることができます。 メールアドレスはお間違いのないようご記入ください。

名前:
メール:
件名:
本文:

お世話になっているブログ様

お世話になっているブログ様へのリンクです。 長期間更新の無いブログ様へのリンクは整理させて頂きました。

このブログをリンクに追加する
バナーが必要でしたら「右クリック」→「名前を付けて画像を保存」でご自由にお持ち帰り・お使いください。

お世話になっているサイト様

お世話になっているサイト様へのリンクです。 上記「リンク一覧」内の各項目も合わせてご覧下さい。

最新トラックバック

検索フォーム

QRコード

QR

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ